Nike が BAPE®️ を商標権侵害で提訴

〈Nike（ナイキ）〉が〈BAPE®️（ベイプ）〉こと〈A BATHING APE®️（ア・ベイシング・エイプ）〉を商標権侵害で提訴したことが明らかになった。

『Reuters』の記事によると、〈Nike〉は〈BAPE®️〉に対して「彼らのシューズビジネスはNikeの最も象徴的な靴のデザインをコピーすることで成り立っている」とし、特に一部のモデルに関してはAir Force 1やAir Jordan 1、Dunkのデザインを“ほぼ完全に”コピーしていると主張。

〈BAPE®️〉は2000年代半ば頃より米国での展開をスタートし、15年以上にわたって今回問題となっているアイコニックなスニーカー類を販売してきた。〈Nike〉曰く、その販売量/認知度は（商標権）侵害の量と範囲を急激に拡大した2021年まで“散発的”だったという。同社は「BAPE®️のコピーは今も昔も私たちにとって受け入れがたいものであり、彼らの侵害行為は最近Nikeの権利に対する重大な危険となるまでに成長したため、我々は今すぐ行動を起こさなければなりません」とコメントしている。

〈Nike〉は〈BAPE®️〉が該当の製品の販売を中止し、多額の損害賠償金を支払うことを要求した模様。本件に関して、両社は未だ正式な声明を発表していないが、今後の動向を注視しておこう。

Wow… Nike just sued Bape 👀 Filed 1/25/2023 #nike #bape #lawsuit #TM #AF1 #AJ1 pic.twitter.com/44BW5twr1M

— Sneaker & Streetwear Legal Services℠ (@SneakerLegal) January 26, 2023