F1 スクーデリア・フェラーリのドライバー用 Bell Racing 製ヘルメットのレプリカが発売
原寸大ヘルメットの価格は306万6,250円(税込)で「HONDA」CivicのLXとほぼ同じ値段
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2022年「F1イタリアGP」が9月9日(現地時間)に伊モンツァで開幕し、決勝は9月11日(現地時間)に行われる予定だ。これに先駆けイタリアの高級車ブランド「Ferrari(フェラーリ)」は、同社が運営するワークス・レーシングチーム Scuderia Ferrari(スクーデリア・フェラーリ)のドライバー Carlos Sainz(カルロス・サインツ)とCharles Leclerc(シャルル・ルクレール)が使用するものと全く同じサイズのレプリカモデル・ヘルメットを発売した。
これは「Ferrari」が今年創業75周年となるのを記念して作られたGiallo Modena(ジャッロモデナ)スペシャルエディションとして発売するもので、「Bell Racing Helmets(ベル・レーシングヘルメット)」とのコラボレーションにより誕生したオリジナルヘルメット HP77の複製品となる。2022年「F1イタリアGP」にて祝賀の主役を務めるアイコニックなイエローがポイントのこの1:1スケールモデルは、シリアルナンバー入りのカーボンファイバー製の専用ベースとプレキシガラス製のディスプレイケースが付属している。
このモデルは、Sainzのレーシングヘルメットを製造しているのと同じ「Bell Racing Helmets」の工房で職人により手作業で作られハンドペイントされたもの。モデルのバイザーにドライバーの直筆サイン入り。最先端の技術により、ヘルメットのパーツには本物のレーシングヘルメットと“ほぼ”同様の素材を使用している。
そもそも「F1」公認のヘルメットは非常に高価で、本物のカーボン製 HP77は6,000ドル(約85万円)ほどするとされるが、それはごく一般的なモデルにすぎず、多くのドライバーは、ライナーやリップ、スポイラー、ポートなど、自分の頭やスタイル、コックピット内のニーズに合わせてフルカスタムしている。これにオリジナル塗装、カスタムバイザー、クラッシュセンサーなどのアクセサリーを加えれば、レースで使える「F1」ヘルメットは軽く15,000ドル(約210万円)から20,000ドル(約280万円)を超える値段になってしまうといわれている。この特別な原寸大ヘルメット・レプリカの価格は¥306万6,250円(税込)で「Ferrari」の公式ショッピングサイトにて、1/2スケールのミニヘルメット、サングラス、Tシャツと共に販売中なので、「F1」ドライバーと同じ気持ちになりたいというティフォシの方は是非購入をご検討頂きたい。