独チューナー MANHART がモディファイした512馬力の Land Rover Defender を発表
ロープロファイルタイヤの24インチホイールに換装され30mmのローダウンも可能
「Land Rover(ランドローバー)」の人気モデル Defender(ディフェンダー)には、3ドアの90、5ドアの110、そして間もなく登場する7シーターの130までさまざまなモデルがあるが、その中でもトップグレードとされる110 P400をドイツのチューナー「MANHART(マンハート)」が手を加え、チューニングバージョンとして独自のドレスアップを施した「MANHART」Defender DP 500を発表した。
ベースとなったDefender110 P400は、排気量3リッターの直列6気筒ターボガソリンエンジンを搭載し、最高出力は400HP、最大トルク550Nmとなっているが、「MANHART」のチューニングチームによってエンジン制御ソフトのリマッピングを実施した結果、最高出力512HPと710Nmのトルクを発生するまでアップグレードされている。また、エンジンのパワーアップに伴い、オプションのクワッドエキゾーストフィニッシャーをリアに備え、新しいステンレスエキゾーストシステムに換装したことでレスポンスの良い吹け上がりを実現し、サウンド的にも迫力のあるものとなっている。その他オプションとなるが、リクエストに応じて新しいキャリパーを備えたブレーキ・キットに交換することで、この車のストッピングパワーに貢献することを約束している。
エクステリアにもモディファイが施され、新しいフェンダーフレアと295/30ZR24のロープロファイルタイヤ、それに24インチの「MANHART」オリジナルのホイールが備わる。これに合わせて、再塗装されたグロスブラックグリル、リアドアのスペアホイール、そしてリアに付く「MANHART」バッジが全体の印象をさらに引き締めている。インテリアでは、レザーとアルカンターラをミックスしたツートンカラーでマルチな質感を演出、といった具合だ。
また、このスポーティでダイナミックなDP 500のアップグレードオプションとして、標準のエアサスペンションソフトウェアの調整及び新しいカップリングロッドを使用することにより30mmのローダウンが可能。「MANHART」Difender DP 500が日本に出荷されるとの情報は出ていないが、このチューナーのウェブサイトで詳細が確認できるので、気になる方はチェックしてみよう。