iPhone14 シリーズのスペックを予想
iPhone 14のProモデルはA16チップが搭載されノッチを排したパンチホールデザインを採用
今年6月に開催予定の「Apple(アップル)」の世界開発者会議「WWDC 2022」に向けて、最近ネット上では同社の新製品に関するさまざまな予想が飛び交っているなか、先日米ビジネス情報誌『Bloomberg(ブルームバーグ)』に寄稿する記者/ジャーナリスト Mark Gurman(マーク・ガーマン)がiPhone 14シリーズについてまたもや興味深い考察を発表した。
Gurmanが『Bloomberg Technology』の『YouTube』チャンネルで公開している定例企画 “Power On”によると、「Apple」が現在開発中と噂されるiPhone 14 Maxは6.7インチディスプレイを搭載しながらも、iPhone 14 Pro Maxより販売価格が200ドル(約26,000円)ほど安くなるため、かなり人気を集めることになるだろうと予測。彼によると「Apple」が6.7インチモデルを2機種展開するのは、中国市場で大画面モデルの人気が高いのが理由だそう。なお、5.4インチのminiモデルは全く売れていないとのこと。また、GurmanはiPhone 14シリーズで衛星通信を利用したSOSメッセージ送信機能が実現すると予想しており、早ければ今年、遅くても来年にはApple Watchにも同じ機能が搭載されるようだ。そしてベースモデル(iPhone 14およびiPhone 14 Max)とProモデル(iPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Max)を比較した場合、当然ではあるが機能的には後者の方が優れているという。その理由について、ProモデルにはA16チップが備えられているのに対し、ベースモデルにはA15チップが搭載されるからと述べている。Proモデルのその他のスペックについては、4,800万画素の広角カメラを備えて望遠カメラとLiDARスキャナを搭載しており、ノッチを廃止してパンチホールデザイン(ディスプレイに穴を開けてフロントカメラなどを下に置く設計)が採用される模様。