BMW が新型プレミアム SUV の X7 を発表
ラインナップの中で最も高級と位置付けられるプレミアムモデル






ドイツの高級車ブランド「BMW(ビー・エム・ダブリュー)」が4月13日(水)、新型 X7を発表した。本モデルは「BMW」のモデル・ラインナップの中でハイエンドの中心的な役割を担う存在となっている。
エクステリアデザインは大幅な改良が行われ、視覚的にインパクトのあるエクスクルーシブな外観と、プログレッシブなスタイルを貫いている。特に新構造のフロント・エンドは、ツイン・ヘッドライトや「BMW」キドニー・グリルなど、同社の特徴的なデザイン・キューを採用しており、車のアップライトなスタンスを強調することで、路面での存在感を高めている。
初採用となるスプリット・ヘッドライト・ユニットは、高い位置にある横長のLEDライトにポジション・ライト、デイタイム・ドライビング・ライト、ターン・シグナル・インジケーターを搭載。その下にあるロービームおよびハイビームのヘッドライト用LEDユニットは、ダークなハウジングとフロント・エプロンに深く埋め込まれた位置によって背景に隠れている印象を与え、作動時にのみ前面に出てくる仕様となっている。
パワートレインには、最新の48Vマイルドハイブリッド技術を搭載した新開発エンジンが搭載されており、エンジン・レンジのトップは、「BMW」X7 M60i xDrive用の新しい4.4LガソリンV8で、最高出力390kW/530ps、最大トルク750Nmを発生する。インストルメント・パネルも新デザインとなっており、スリムなエアベントとアンビエント・ライト・バーを下部に標準装備し、「BMW」カーブド・ディスプレイとともに、コックピットに先進のデジタル化で形作られたモダンなスタイルをもたらしている。新型 X7の生産は米サウスカロライナ州にある「BMW」グループ工場スパルタンバーグで行われ、世界市場導入は8月に開始される予定となっている。