Leica から藤原ヒロシ主宰の fragment design とのコラボ限定モデル2型が発売
「Leica」のモノクローム撮影専用モデルをHFがアレンジした特別なモデルが登場
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ドイツの高級カメラメーカー「Leica(ライカ)」から、藤原ヒロシ主宰の〈fragment design(フラグメント デザイン)〉とのコラボレーションによる2つの特別限定モデル M10 Monochrom “fragment Edition”およびQ2 Monochrom “fragment Edition”がリリース決定。
両者のコラボレーションは今回が初めてではなく、2011年にHFの手掛ける〈uniform experiment(ユニフォーム エクスペリメント)〉とのチームアップによるD-LUX5の限定モデルをリリースしている。以前より「Leica」の愛好家としても知られ、自身でも同メーカーのカメラを数多く所有するHFが今回のコラボレーションにあたってベースに選んだのは、いずれもモノクローム撮影専用モデル。M10 Monochromはモノクローム撮影専用レンジファインダー式デジタルカメラであり、カラーフィルターを省いた4,000万画素の高精細イメージセンサーにより、被写体のディテールまで鮮明に、シャープに描写することができる。コントラストと光という作画に 欠かせない本質的な要素だけに的を絞ることで、妥協なきモノクローム撮影を追求した一台だ。静音性に優れたシャッターや、目立たず控えめな外観も大きな特長のひとつ。マットブラックの本体正面には「Leica」の赤いロゴを配さず、シンプルなシンプルなイメージにとどめている。Q2 Monochromはフルサイズコンパクトデジタルカメラとしては、世界で初めてモノクローム撮影専用の撮像素子を搭載した一台。高画素4,700万画素の撮像素子に加えて、きわめてシャープな描写を可能にする固定式の大口径レンズ “ライカ ズミルックス f1.7/28mm ASPH.”、高速/高精度のオートフォーカス、被写体を鮮明に映し出す有機EL電子ビューファインダーを搭載し、直感的な操作性や防塵/防滴に配慮したタフなボディ設計により、撮影環境や用途を問わず幅広いシーンでの活躍が期待できる。デザインはM10 Monochrom同様、本体カラーにマットブラックを採用し、落ち着いた印象で統一された操作部の文字や数字、「Leica」の赤いロゴを排した本体正面の佇まいは“モノクローム”というコンセプトを強調している。
この度リリースとなるコラボレーションモデル “fragment Edition”では、両モデルとも外装には通常のレザーに代わり特別なカウハイドレザーを使用し、〈fragment design〉のロゴが控えめな存在感を放ちつつも、より洗練されたミニマルな外観に。また、トップカバーには〈fragment design〉を象徴するサンダーボルトロゴと文字が刻印されている。HFは今回のコラボレーションについて、以下のようなコメントを発表。「今回Leicaからお声がけいただいて、とても光栄であり嬉しかったです。Leicaのモノクローム専用機ってとても贅沢な存在だと思いますね。黒を基調にしたデザインは、試行錯誤の末、結局自分でずっと使うことを考えてたどり着いたものです。レザーの感触も手に取るとその違いがわかると思います。また、Leicaのライカにはトップカバーにネームシールを貼っているのですが、そのスペースは空けてfragmentのロゴと文字を配置しました」
特別限定モデル M10 Monochrom “fragment Edition”およびQ2 Monochrom “fragment Edition”は、今年オープンから5周年を迎える『ライカ GINZA SIX』にて、5月末より各モデル20台の数量限定にて販売予定。価格はM10 Monochrom “fragment Edition”が137万5,000円、Q2 Monochrom “fragment Edition”が99万円(共に税込)となる。