ネイマールが移籍金をめぐる不正疑惑で禁固2年と罰金14億円超か
2013年のサントスFCからスペイン1部リーグ・FCバルセロナへの移籍をめぐる不正疑惑

サッカーブラジル代表のNeymar(ネイマール)が、2013年のブラジルのサントスFCからスペイン1部リーグ・FCバルセロナへの移籍をめぐる不正疑惑で訴えられた裁判が、10月17日(現地時間)にスタートした。
移籍金の一部を受け取る権利を持っていたブラジルの投資会社が、実際の額より少ない額しか受け取れなかったとして提訴し、2015年に捜査が開始。バルセロナ側は、Neymarの移籍にかかった費用は5,710万ユーロ(約83億7000万円)と主張しているが、検察サイドの調べによれば、少なくとも8300万ユーロ(約121億6700万円)だったと見込んでいる。このブラジルの投資会社は、Neymarとバルセロナが共謀して、実際の移籍金を開示していないと主張。スペインの検察当局はNeymarに対し、禁錮2年と罰金1,000万ユーロ(約14億5,000万円)を求めている。