ラッパー Soulja Boy が米大手ゲーム会社 ATARI のオーナーに?
「俺はビデオゲーム会社のオーナーになった初めてのラッパーだ」

アメリカ・イリノイ州シカゴ出身のラッパー Soulja Boy(ソウルジャ・ボーイ)が、先日自身の『Instagram』のライブで自分は米ビデオゲーム会社「ATARI(アタリ)」のオーナーであると宣言し、物議を醸している。
Soulja Boyといえば、2016年にオンラインゲームを提供する「World Poker Fund Holdings(WPFH)」社とのパートナーシップ契約を結んだことが大きな話題となったが、自身の名前を関した「SouljaGame」というゲーム事業も展開しており、2018年に既存のゲーム機に自身の名前を冠して勝手に販売したり、今年初頭には新たな家庭用ゲーム機を開発中であると吹聴するなど、たびたびその発言や行動が問題になっている。
今回の彼の主張は以下のようなもの。「俺は今、ATARIのオーナーだ。ビデオゲーム会社のATARIを所有している。さらに、俺たちの会社(SouljaGame)を1億4千万ドルで(ATARIに)売るつもりだ。彼らが連絡してきたんだよ。今、ATARIと2つの契約を結んだところだ。俺はビデオゲーム会社のオーナーになった初めてのラッパーだ」
Soulja Boyのこの発言に対し、「ATARI」は公式『Twitter』で「ATARIのCEOは確かに夢のような仕事ですが、その名誉はWade Rosen(ウェイド・ローゼン/現CEO)に帰属しています」と反論。どうやら先のSoulja Boyの発言はHypeだったようだが、つい最近ゲームボーイに酷似したゲーム機 TRDR POCKETを発表したばかりなので、今後も懲りずにゲーム事業は継続していく模様。ファンの方は温かく見守ってあげよう。
We know that CEO of Atari is a dream job, but that honor belongs to Wade Rosen
— Atari (@atari) August 20, 2021