オランダの名門アヤックスがボブ・マーリーに敬意を表した3rdユニフォームを発表

先日、フットボールとファッションが邂逅した5つのコラボをご紹介したように、ここ数年この2つのカルチャーは急速に接近し熱を帯びている。そんな中、オランダ・アムステルダムを本拠地とする名門アヤックスからBob Marley（ボブ・マーリー）に敬意を表した3rdユニフォームおよびアパレルコレクションがリリースされた。

多くの読者の方が「なぜ？」と思うだろう。これは同クラブが2008年にウェールズのカーディフ・シティと親善試合を行った際、試合終了後にスタジアムDJがBob Marleyの楽曲をいくつか流したところ、アヤックスのサポーターたちが“Three Little Birds”に惚れ込み、それ以来全ての試合でアンセムとして歌っていることから今回の取り組みが実現したのだ。

ユニフォームはBob Marleyの家族の協力のもと〈adidas（アディダス）〉が制作し、ブラックを基調にレッド/イエロー/グリーンのラスタカラーがスリーストライプスなど随所に落とし込まれ、後襟にはアムステルダムの市旗と“3羽の鳥”を組み合わせたスペシャルロゴを配することで、さりげなく“Three Little Birds”を表現。アパレルコレクションもユニフォーム同様のカラーリングを纏ったトラックスーツやTシャツがラインアップされるほか、1950年に発売されたフットボールシューズにルーツを持つ名作 Sambaも用意し、ヒールには先述のスペシャルロゴが鎮座している。

2021-22シーズンで最もファッショナブルなユニフォームと言っても過言ではないアヤックス x Bob Marley x〈adidas〉のトリプルコラボは、既にアヤックスの公式サイトと〈adidas〉のイングランド版公式オンラインストアにて販売中。日本では3rdユニフォーム（10,989円）が『サッカーショップ KAMO』の公式オンラインストアにて予約を受付中で、Samba（10,989円）は〈adidas〉の直営店限定で取り扱っているとのこと。

Singin' sweet songs 🎶 @RGravenberch pic.twitter.com/SZzyzizB5R

— AFC Ajax (@AFCAjax) August 20, 2021