Daft Punk のトーマ・バンガルテルが音楽を手掛けるバレエ作品の上映が決定
解散後の初プロジェクトはエレクトロシーンとは真逆の世界

2021年2月に突如として約30年間の活動に幕を下ろした、Thomas Bangalter(トーマ・バンガルテル)とGuy-Manuel de Homem-Christo(ギ=マニュエル・ド・オメン=クリスト)によるエレクトロデュオ Daft Punk(ダフト・パンク)。その予兆は一切なく、今後、彼らが新たに生み出す音楽が聴けなくなったことに打ちひしがれたファンは多いだろう。だが解散発表から半年が経ち、初のプロジェクトとしてThomasがバレエ作品『Mythologies(ミソロジーズ)』の音楽を手掛けることが明らかとなった。
この『Mythologies』は、フランスのOpéra National de Bordeaux(ボルドー国立オペラ座バレエ団)とBallet Preljocaj(バレエ・プレルジョカージュ)という2つのバレエ団がプロデュースし、“集合的な想像力を形成する現代の儀式や創世記の神話の探求”をテーマとした90分の作品。2022年7月1~10日(現地時間)に『Grand Théâtre de Bordeaux (ボルドー国立歌劇場)』で上映され、演出はBallet Preljocajの創始者 Angelin Preljocaj(アンジュラン・プレルジョカージュ)が担当し、Thomasによる音楽はBordeaux Aquitaine National Orchestra(ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団)が演奏するとのこと。
これまでDaft Punkとして映画などに楽曲を提供してきたThomas。しかし、それらの大半は当然エレクトロ調だっただけに、『Mythologies』でもDaft Punkらしさを見せるのか、はたまた真逆の世界で新しい一面を見せてくれるのか、期待したい。フランス語にはなるが、『Mythologies』のさらなる詳細はこちらから。
ちなみに、Daft Punkが“あの”ピラミッド型セットやKanye West(カニエ・ウェスト)について語った未公開インタビューはもうチェック済み?