レディ・ガガ主演映画『House of Gucci』が公式トレーラーを公開
〈Gucci〉が全面協力したという衣装にも注目
〈Gucci(グッチ)〉創業者一族の争いを描くRidley Scott(リドリー・スコット)監督作『House of Gucci(ハウスオブグッチ)』。先日キャストビジュアルを公開したばかりの本作が、公式トレーラーを公開した。
1995年、〈Gucci〉一族間で実際に起きた事件を題材とする本作。物語では、Adam Driver(アダム・ドライバー)演じる3代目当主 Maurizio Gucci(マリツィオ・グッチ)が、Lady Gaga(レディ・ガガ)扮する元妻 Patrizia Reggiani(パトリツィア・レッジアーニ)によって暗殺される一連の流れを描写。その他のキャストには、2代目当主のPaolo Gucci(パオロ・グッチ)役にJared Leto(ジャレッド・レト)、創業者であるGuccio Gucci(グッチオ・グッチ)の息子 Aldo Gucci(アルド・グッチ)役にAl Pacino(アル・パチーノ)など、「アカデミー賞」常連の大物俳優が名を連ねている。
世界中から関心を集めている本作だが、Patrizia本人から批判の声が上がっているよう。Patriziaはこの映画に対し、「私たち家族にもアイデンティティとプライバシーがあるし、何を話してもいいが、物事には超えてはならない一線というものがある」といった旨のコメントを発表。それに加えてキャスティングについても不満を漏らしているという。作品の撮影自体は〈Gucci〉が全面的に協力しているはずだが、内容が内容だけに関係者全員を満足させるのは難しいのかもしれない。映画は11月24日(現地時間)に全米公開予定。