New Balance からASローマとの初のサプライヤー契約を記念する 997H が誕生

2021-22シーズンから名将 José Mourinho（ジョゼ・モウリーニョ）を指揮官に迎え、21年ぶりのスクデット（優勝の意）を目指すイタリア・セリエAの強豪ASローマ。実は監督交代とあわせて今シーズンから〈Nike（ナイキ）〉に代わって〈New Balance（ニューバランス）〉がユニフォームを手掛けているのだが、これを記念したコラボスニーカー 997Hが披露された。

ASローマ史上初となるライフスタイルシューズのベースに選ばれた997Hとは、900番台の4代目 997のソールを現代的にアップデートして2019年に誕生したモデル。メッシュ & スエードのアッパーの大部分にはクラブカラーであるレッド/イエローが落とし込まれ、サイドの“N”ロゴやミッドソールはホワイトとすることで爽やかさをプラス。これだけでもASローマ然とした佇まいだが、シュータンにクラブのエンブレムが華々しく配され、インソールにはローマ市のシンボルアニマルでもあるオオカミのロゴがプリントされている。

ASローマ x 〈New Balance〉997Hの価格は95ユーロで、65ユーロのキッズサイズと共にASローマの公式オンラインストアにて販売中。本稿執筆時点でサイズ欠けが見られるので、ロマニスタの方はマイサイズがあれば早々とカートに入れてしまおう。

New 👟 for the Giallorossi 💛❤️

Introducing the special edition @OfficialASRoma New Balance 997H. Out now.
#NBFootball #OnlyRoma @newbalance pic.twitter.com/Y2BouHiiRK

— New Balance Football (@NBFootball) August 24, 2021

ちなみに〈New Balance〉はここ数年フットボールシーンに積極的に参入しており、セリエAのクラブにユニフォームを手掛けるのは今回のASローマが初めて。また、ポルトガルの名門ポルトやスペインのアスレチック・ビルバオともサプライヤー契約を締結しており、業界で長らく続いていた〈adidas（アディダス）〉、〈Nike〉、〈PUMA（プーマ）〉という三つ巴の争いが徐々に変化していくかもしれない。