カスタマイズサービス NIKE BY YOU に邦楽バンド羊文学とのコラボ Blazer Low & Mid が登場
異例のコラボは二重構造のアッパーをデフォルトに、13色のオープンメッシュや3パターンのスウッシュなどを用意
〈Nike(ナイキ)〉の提供する人気カスタマイズサービス “NIKE BY YOU(ナイキ バイ ユー)”が、ファッションアイコンとしても熱い視線が注がれている塩塚モエカが率いるロックバンド羊文学とチームアップ。初コラボとなるBlazer Low ‘77 VintageとBlazer Mid ‘77 Vintageをリリースした。
羊文学とは2011年に結成されたスリーピースバンドで、2017年から塩塚モエカ(Vo/Gt)、河西ゆりか(Ba)、フクダヒロア(Dr)の現体制に。塩塚モエカが紡ぐ詩的な歌詞と繊細さの中に潜む力強いサウンドが特徴で、早耳の音楽ファンの間では数年前から人気に火が付き、2020年8月にメジャーデビューしたばかり。どういった経緯で〈Nike〉とスニーカーを手掛けることになったかは不明だが、〈Nike〉が邦楽ロックバンドとチームアップするのは異例中の異例であり、日本人アーティストに間口を広げても久々のことである。
両モデルとも各パーツをプレミアムレザーやコーデュロイ、オープンメッシュなど複数のマテリアルとカラーに変更が可能で、アッパーはG-DRAGON x〈Nike〉Air Force 1 “Para-Noise”のように二重構造となっており、意図的に破るか自然に摩耗するのを待つと、隠れていた“波状のタペストリーのような素材”が現れるとのこと。また、サイドのスウッシュのアレンジ幅が広く、外側と内側にそれぞれ配した標準的なデュアルスタイル、外側から内側にかけて回り込んでいるラップアラウンドスタイル、奥行きが生じるカットアウトスタイルの3パターンが用意されている。
羊文学 x〈Nike〉Blazer Low ‘77 Vintage & Blazer Mid ‘77 Vintageは、現在“NIKE BY YOU”の公式サイトにてオーダーを受付中。価格はローカットモデルが12,650円、ミッドカットモデルが14,300円(全て税込)となる。まだ羊文学の音楽に触れたことがない方は、是非この機会に下記プレーヤーを再生してみよう(筆者のオススメは“Step”、“ロマンス”、“夜を越えて”の3曲)。