UPDATE:トッテナム・ホットスパーがジョゼ・モウリーニョ監督を電撃解任

「UEFA」の年間最優秀監督賞を4度受賞してきた名将が、クラブに1つもタイトルをもたらすことなく去ることに(UPDATE:2021-22シーズンからローマの監督に就任することが決定)

スポーツ
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UPDATE(2021/5/4):その去就が注目されていたJosé Mourinhoだが、このたび2021-22シーズンからイタリア・セリエAの強豪ASローマの監督に就任することが発表された。MourinhoがセリエAのクラブを率いるのは2009-10シーズンのインテル以来12年ぶり。インテルではイタリア史上初の三冠を達成していたが、はたしてASローマを2000-01シーズン以来のセリエA優勝に導くことはできるのだろうか。

ORIGINAL(2021/4/20):世界中のフットボールシーンが「欧州スーパーリーグ(European Super League)」で揺れる中、イングランド・ノースロンドンを拠点とするトッテナム・ホットスパーが監督 José Mourinho(ジョゼ・モウリーニョ)の解任を突如発表した。

チェルシーやレアル・マドリードなど、これまで監督として率いてきた7クラブのうち5クラブにタイトルをもたらしてきた“タイトルコレクター”として、2019年11月にMauricio Pochettino(マウリシオ・ポチェッティーノ)の後を引き継ぐ形でトッテナム・ホットスパーに招聘されたMourinho。就任時にリーグ14位だったクラブを最終的に6位まで引き上げ、今シーズンも国内カップ戦「EFL Cup(EFLカップ)」で決勝まで駒を進めたが、国際大会「UEFAヨーロッパリーグ(EL)」では早々に姿を消し、肝心のリーグは現在7位と低迷。そして、勝率が44勝19分け23敗の51.16%と約20年の監督人生で最低を記録してしまい(自身平均63.62%)、クラブとは2023年まで契約が残っていたものの、1つもタイトルをもたらすことなくわずか17カ月で去ることに。

後任は未定だが、ドイツのRBライプツィヒで躍進を見せるJulian Nagelsmann(ユリアン・ナーゲルスマン)や、現在好調のレスター・シティを率いるBrendan Rodgers(ブレンダン・ロジャーズ)の名が早くも上がっている。なお、残りのリーグ戦や4月25日(現地時間)に控えるマンチェスター・シティとの「EFL Cup」決勝は、2人のコーチが暫定監督として指揮を執るそうだ。

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