ホットドックを食べると1個につき36分も寿命が縮まるとの研究結果が発表
“ホットドッグ早食い大会”のレジェンドは公式記録だけで1,000個以上も食べているが……

先日、日本でも小林尊でおなじみの“ホットドッグ早食い大会”にてフードファイター界のレジェンド Joey Chestnut(ジョーイ・チェスナット)が14回目の優勝を果たしたことをお伝えしたが、University of Michigan(ミシガン大学)からホットドッグに関する驚きの研究結果が発表されたのでお伝えしたい。
同大学の研究チームがオンラインジャーナル「Nature Food」に掲載したレポートによると、料理やスナック、飲み物など5,800種類以上の食べ物を対象に健康への影響を調査した結果、“健康的な食事指数”の算出に成功したそう。これによると種類を問わず加工肉1gが45秒の寿命に相当することが判明し、中でもホットドッグは有害なナトリウムやトランス脂肪酸が豊富に含まれているため、1個当たり36分も寿命が縮まることが明らかになったそうだ。
どのようにして“加工肉1g=45秒の寿命”が導き出されたか詳細が気になるが、先述のChestnutは“ホットドッグ早食い大会”の公式記録だけで1,000個以上のホットドッグを食べており、UMの研究結果が正しければ25日近く寿命を削っている計算に……。また、彼はフードファイターという職業柄、ホットドッグの他にもコロッケ、ソーセージ、餃子、パストラミサンドイッチなどの早食い/大食いにも多数挑戦していることから、トータルすると相当な寿命が失われているだろう。
だが、研究チームによると逆の効果を発揮する食べ物も存在するそうで、1日のカロリー摂取の10%を加工肉からフルーツや野菜に代えることで48分も寿命が伸び、具体的には一握りのナッツ類が26分、鮭のオーブン焼きが16分に相当するとのこと。確かに魚食および豆食文化の国は長寿と言われているが、果たして真実はいかに。さらなる詳細が気になる方は、英文にはなるが下記からご確認を。
New research evaluated more than 5,800 foods and their impact on human health & the environment.
An astonishing finding? Eating a hot dog could cost you 36 minutes of healthy life, & eating a serving of nuts instead could help you gain 26 minutes.
READ: https://t.co/SZ7GMYPUEQ pic.twitter.com/t3nm89zUzQ— MichiganPublicHealth (@umichsph) August 19, 2021
ちなみに、アルコールは量に関係なく脳に悪影響を及ぼす研究結果と、ハードロックやヘヴィメタルを聴くと不健康になる研究結果はもうチェック済み?