Anderson .Paak が死後に彼の未発表楽曲の公開を禁ずるタトゥーを彫る
「俺が死んだら、遺作アルバムや自分名義の楽曲をリリースしないでほしい。それらはただのデモ音源で、一般の人々に聴かれることを意図したものではない」

死人に口無しというが、ことミュージシャンに関しては別だ。死後も歌声は音楽として永遠に生き続け、Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)やPrince(プリンス)、2Pac(トゥパック)、最近ではMac Miller(マック・ミラー)やJuice WRLD(ジュース・ワールド)、Pop Smoke(ポップ・スモーク)のように遺作アルバムが制作されることは珍しくない。しかし、アーティストが亡くなってから作品をリリースするというレーベルの決定は、彼ら本人の意思・主張を尊重していない営利目的として非難されることもしばしば。そんな中、Anderson .Paak(アンダーソン・パーク)がとある願いをタトゥーとして腕に刻んだことを明らかにした。
彼が『Instagram』のストーリーで公開したそのタトゥーは、「俺が死んだら、遺作アルバムや自分名義の楽曲をリリースしないでほしい。それらはただのデモ音源で、一般の人々に聴かれることを意図したものではない」というもの。要するに、追悼盤や未発表音源を収録したアルバムのリリースを禁ずる内容だ。やはりアーティストにとって、納得していない未完成の楽曲が第三者によって勝手に公開されること、そして例え完成していたとしても生前とは違った意味合いを帯びてしまう可能性が高いことに抵抗があるのだろう。
Anderson .Paakの確固たる意志が感じられるタトゥーは、以下よりご確認を。