INVITE ONLY : 八村塁 / cannondale RIDE WITH RUI 編
自転車ブランド「cannondale」とパートナーシップ契約を締結した八村塁に単独インタビューを実施
「2020年東京オリンピック」でも世界を相手にその実力を見せつけたバスケットボール男子日本代表/NBAワシントン・ウィザーズの八村塁。そんな八村選手は去る5月に、2021年で創業50周年を迎えたアメリカ発の自転車ブランド「cannondale(キャノンデール)」とのパートナーシップ契約締結を発表した。
そんな両者のチームアップを記念して、「cannondale」はオリンピック終了後の8月某日に八村選手を招いたイベント “RIDE WITH RUI”を兵庫県神戸市内で開催。このイベントは、20,000人弱の応募の中から抽選で選ばれたラッキー過ぎるファン数名が招待され、自転車のプレゼントだけでなく、八村選手と一緒にサイクリングやバスケットを楽しめる貴重な機会となった。
あわせて、その場で八村塁のシグネチャーバイクもお披露目。この八村モデルは、乗り心地を良くするカーボンフォーク、少ない力でコントロールできる油圧ディスクブレーキ、人間の体に優しくフィットするエルゴノミックサドル&グリップを採用したQuick 3(クイック3)がベースとなる。コラボレーションバイクの製作にあたり、「cannondale」のデザインチームは八村選手とミーティングを重ね、彼の理想とするデザインにたどり着いた。八村選手のこだわりであるマットな質感が一際クールな同モデル。ブラックから徐々にレッドへと移行するフェードデザインを採用し、そこで使用されているパターンは、日本の伝統的な麻の葉文様となっている。ヘッドチューブとシートクランプ下には、〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉のPEモデルや自身のブランド〈Black Samurai(ブラックサムライ)〉にも使用されている八村選手の母親がデザインした“八”ロゴをリフレクター素材で配置。夜間の走行を考慮し、タイヤ側面にも同機能を持たせている。ちなみに八村選手が乗るバイクは日本未展開のXXLサイズとのこと(実物を見るとサドルの高さに驚く)。
今回『HYPEBEAST』では、“RIDE WITH RUI”の現場に足を運び、2019年に続き2度目となる八村塁への単独ミニインタビューを実施。
HYPEBEAST : 昔から自転車がお好きということですが、今でも日常的に乗られるのですか?
ついこの前も選手村で乗ってましたし(笑)、自転車は昔からすごい好きだったので。大学の時も移動するのに乗ってましたね。
自転車に求める要素は?
スピードの出る自転車が好きですね。
シグネチャーモデルの1番のポイントは?
赤と黒をフェードでいい感じに交わらせたカラーリングです。あとはマットブラックとマットレッドにしているので、シンプルで見た目もクリーンなデザインになっています。
マットな質感が本当にかっこいいですね
ありがとうございます、自転車を作るってなった時に、最初にそこ(マットにする)がパッと思い浮かんだので。
八村選手の考えるcannondaleの魅力は?
cannondaleはバイクの世界では広く知られてる会社の1つですし、いろいろな自転車の種類がありますよね。小さな子供から年配の方まで乗れるような自転車もありますし。競技用から日常的な用途のものもありますし、その幅の広さが僕の考える魅力です。
オリンピックはいかがでしたか?
純粋に楽しかったですね。結果的にはあまり良くなかったですが、チームとしても個人としても次の大会に向けて良い経験ができたんじゃないかと思いますね。
来季に向けての抱負は?
個人としても3年目という大事なシーズンになるので、自分の力を精一杯出してチームに貢献したいですね。僕らの目標としてはまずはプレイオフ出場だと思うので、そこをしっかりやっていきたいなと思います。
チームも大きく入れ替わりましたし、より八村さんの役割が大きくなりますね。
はいそう思いますね。チームメイトも変わって、まだ会ってもないので、話してもないので、まずはそこからですね(笑)。
最近プライベートで履いてるスニーカーは?
Jordanと契約しているので、やっぱりJordanが多いですね。特にAir Jordan 1と3が多いですね。
その辺りは以前と変わらずお好きってことですね
はい、そうですね。変わらず良く履いています。