『サウスパーク』の監督2人がマリファナ会社設立を計画中か
シーズン22に登場するマリファナ農園「Tegridy Farms」が現実に?
1997年よりアメリカで放送されている人気のコメディアニメ『SOUTH PARK(サウスパーク)』の監督や脚本を手掛けるクリエーター Trey Parker(トレイ・パーカー)とMatt Stone(マット・ストーン)が、マリファナの生産/販売を行う新会社「Tegridy Farms(テグリディ・ファーム)」の設立を計画しているという噂が浮上した。
先日、『SOUTH PARK』を放送しているケーブルテレビチャンネル「Comedy Central(コメディ・セントラル)」を傘下に持つメディア・コングロマリット「ViacomCBS(バイアコムCBS)」は、同シリーズの放送を2027年まで継続するとして、TreyおよびMattと9億ドル(約980億円)で契約を更新した。莫大な契約金を得た2人は、後日『Bloomberg』に取材されることに。記者から「9億ドルの資金を何に使うつもりですか?」と質問されたMattは「Tegridy Weed(テグリディ・ウィード)を初めて現実に登場させることになると思う」と回答。
勘の良い読者の方および『SOUTH PARK』ファンの方ならお気付きだと思われるが、ご存知ない方のために説明すると、同シリーズのシーズン22では、登場キャラクターのRandy Marsh(ランディ・マーシュ)が家族を説得して田舎へ引っ越し、マリファナ農園を始めるエピソードが描かれている。彼が開いた農園の名は「Tegridy Farms」であり、そこで栽培/製造される商品がTegridy Weedと名付けられている。
結局先の取材で2人からはこれ以上具体的な発言はなかったものの、今後実際に「Tegridy Farms」を設立する可能性は否定できないだろう。ちなみに2人は最近、Treyの故郷であるコロラド州の知事から『SOUTH PARK』の放送24周年を祝して“TEGRITY COLORADO”と書かれたナンバープレートを贈呈されている。果たして同地に「Tegridy Farms」が出現するのだろうか……期待して続報を待とう。