2020年東京オリンピックは観客上限が最大1万人に正式決定
依然として都内では新型コロナが猛威を振るっているが、開催はほぼ確定か
6月21日（月）の東京都における新規感染者数は236人（前週同曜日+27人）と、依然として新型コロナウイルス感染症（COVID-19）が猛威を振るっているが、2020年東京オリンピックの観客数上限が会場の定員50％以内かつ最大1万人とすることが正式に決定した。
これは日本政府、東京都、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会、国際オリンピック委員会（IOC）、国際パラリンピック委員会（IPC）の各代表による5者協議で決定したもので、政府が設ける国内スポーツイベントの上限規制に準拠する形。今後、感染状況が悪化した場合は無観客も検討しているというが、今回の決定は“半ば強制的にでもオリンピックを開催する”ということを意味しているだろう。
なお、会場の定員50％以内ということは既に販売されてしまったチケットの約半分が必然的に無効になるが、抽選方法や返金対応についての詳細はアナウンスされておらず、果たして東京オリンピックは無事に7月23日（金）より開催することができるのだろうか……。
