新型コロナの影響からニューヨークのベーグルショップが軒並みクリームチーズ不足に陥る
ニューヨーカーの朝食には欠かせない名物フードが一時的な存続危機に
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ここ数カ月、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によるサプライチェーンの混乱が世界各地で相次いでおり、日本とアメリカ全土ではフライドチキン不足が深刻化しているが、ニューヨークではベーグルショップが軒並みクリームチーズ不足に陥っているという。
ニューヨークの名物フードの1つとして有名どころだけでも数十店舗が店を構え、ニューヨーカーの朝食には欠かせないベーグル。現地ではクリームチーズを使用したメニューが定番かつ人気で、市内のベーグルショップは数週間で何千ポンド(1ポンド=約450g)ものクリームチーズを消費すると言われている。そして、その多くが「KRAFT(クラフト)」社のフィラデルフィア クリームチーズをベースに独自の素材を混ぜて提供しているのだが、同社によると昨年よりも供給量が35%も増加し、この3週間で一気に在庫が払底してしまったそうだ。
現在、各ベーグルショップは一時的な値上げや販売数の制限といった対応を取らざるを得なくなっており、残念ながら客足は遠のきつつあるとのこと……。