キム・カーダシアンらの Instagram の投稿が10代の若者に悪影響を与えているとの調査結果が発覚
米『Facebook』が9カ国10万人の『Instagram』ユーザーを対象に実施した調査によって判明
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米『The Wall Street Journal』が先日公開したある記事が各所で話題となっている。“the facebook files”と題されたこの記事では、「Facebook(フェイスブック)」が実施した自社製品についての内部調査資料のPDFが6本リークされており、その中で『Instagram(インスタグラム)』が若者に悪影響を及ぼしているという事実が明かされていた。
『Facebook』は2020年3月から4月にかけてアメリカやオーストラリア、ブラジルなど9カ国10万人の『Instagram』ユーザーを対象に調査を実施。その結果を記載した“Teen Girls Body Image and Social Comparisons on Instagram”という資料によると、『Instagram』の利用が多くの10代の若者のメンタルに悪い影響を及ぼしており、主にセレブリティをはじめとする有名人の投稿を見ることによって自身の容姿や身体にコンプレックスを感じ、鬱病などを誘発する傾向にあるという。そして彼らに最も悪影響を与えている有名人のアカウントとしてあげられているのは、Kim Kardashian(キム・カーダシアン)、Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)、Charli D’Amelio(チャーリー・ダミリオ)、Ariana Grande(アリアナ・グランデ)、Kendall Jenner(ケンダル・ジェンナー)といった『HYPEBEAST』でもおなじみの面々。その一方で、有名人でもコメディアンのEllen Degeneres(エレン・デジェネレス)や俳優のWill Smith(ウィル・スミス)、サッカー選手のNeymar(ネイマール)をフォローしている若者は精神を病むなどの傾向は見られなかったとのこと。
なかなか興味深い調査結果だが、これを機に読者の方々も該当する有名人の投稿を見るのを少し控えてみてはいかがだろうか。