Eames Office 設立80周年を記念した展示 “Eames Office: 80 Years of Design” が開催

20世紀のプロダクトデザイン界に大きな影響を与えたデザイナー Charles ＆ Ray Eames（チャールズ & レイ・イームズ）夫妻によって設立されたインテリアデザイン事務所「Eames Office（イームズオフィス）」。その設立80周年を記念した期間限定イベントが、11月5日（金）より『伊勢丹新宿店本館』2F “ISETAN THE SPACE”で開催される。

実は日本で最初に「Eames Office」の家具類の輸入をしたのは、当時『伊勢丹』の子会社として設立された「モダンファニチャーセールス」であり、同社は現在の‎「Herman Miller Japan（ハーマンミラー ジャパン）」の前身でもある。そんな縁もあって実現した今回のイベントでは、Eames夫妻の貴重なヴィンテージプロダクトや復刻作品、特別なプロジェクト、コラボレーションアイテムなどの展示や販売を行うことで、彼らの楽観的な人生哲学や人間中心のデザインソリューションが、今の時代にいかに重要であるかを提示する。会場内は、「Eames Office」の1941年〜2021年までの歴史を振り返る“Connections 1941-2021”、彫刻と家具作品を紹介する“Art & Technology”、同夫婦の自邸である『Eames House』の中を模した“Architecture & Interiors”、彼らの遊び心と好奇心が反映されたプロダクトを揃えた“Play & Learn”といった4つのエリアで構成され、80年の歴史とプロダクトの変遷を感じられる空間になっている。

さらに、「Eames Office」の長年のパートナーである「Herman Miller（ハーマンミラー）」や「Vitra（ヴィトラ）」、「Ravensburger（ラベンスバーガー）」が製作した最新スペシャルエディションや、〈Reebok（リーボック）〉、〈GLOBE（グローブ）〉、〈Art of Play（アート オブ プレイ）〉とのコラボレーションアイテムなどが展示販売される。今回初めて販売されるPlywood Sculpture（プライウッドスカルプチャー）の限定モデルをはじめ、Eames夫妻が手掛けたヴィンテージプロダクト、『Eames House』のユーカリの木を使用したテーブルやスケートボード、「Herman Miller」や「Vitra」製の世界先行販売アイテムに加え、書籍やインテリアグッズ、〈Reebok〉とのコラボ CLUB C 85など、先行/限定販売の14アイテムを含む、約90のプロダクトがラインアップ。また、本イベントの開催に先駆け、11月3日（水）から『伊勢丹新宿店本館』1Fのウィンドウでも商品の展示を行う予定だ。詳細については、本イベントの特設ページにてご確認を。伝説的なデザイン事務所の歴史とデザイン哲学に触れることができる貴重な機会を、ぜひお見逃しなく。

Eames Office: 80 Years of Design
会期：2021年11月5日（金）～2022年1月5日（水）
会場：ISETAN THE SPACE
住所：東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店本館2F