欧米ではハロウィンに『イカゲーム』のコスチュームを禁止する小学校が相次ぐ
一部の学校では同作の暴力的な遊びや行動を模倣する生徒の増加を確認
瞬く間に社会現象となった「Netflix（ネットフリックス）」オリジナルシリーズの韓国ドラマ『イカゲーム』。間近に迫ったハロウィンのコスチュームに考えている人もいるかと思うが、アメリカとヨーロッパの一部エリアでは、同作に関連したコスチュームを禁止する学校も出てきているようだ。
『The Times』によれば、アイルランドの首都・ダブリンのキャッスル・パーク小学校では、生徒に対して『イカゲーム』に登場するキャラクターを連想させる格好を正式に禁じたという。同校では、校庭などにおける同作の暴力的な遊びや行動を模倣する生徒の増加が確認されているようだ。また、ニューヨーク州の3つの小学校も『イカゲーム』コスチュームの禁止を発表。学校サイドから保護者に送られた手紙の中で、それぞれの校長は「同作の衣装は暴力的なメッセージをはらんでおり、我々の学校のコスチュームガイドラインに反するものです」と述べ、「ハロウィンのコスチュームは、おもちゃの剣、銃、ライトセーバーなど、武器として解釈できるものを学校に持ち込まないという点で学校のガイドラインに従わなければなりません」とも付け加えている。
