LVMH Prize 2021 の応募が受付開始

「LVMH（モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン）」主催の若手ファッションクリエーターの育成と支援を目的とした世界屈指のファッションコンテスト「LVMH Prize」が今年も開催される。2020年度は、新型コロナウィルス感染症（COVID-19）のパンデミックの影響によりグランプリ発表が中止され、ファイナリスト全員がグランプリ受賞者という異例の事態となっていた。

「LVMH Prize 2021」への応募資格は、40歳未満で、メンズ、ウィメンズ、ユニセックスコレクションのいずれかを製作した世界各国の若手ファッションデザイナー。数多くの応募者の中から準決勝の進出者が選出され、賞金30万ユーロ（約3,800万円）がグランプリ受賞者に授与される。それに加え、持続可能な開発、マーケティング、マネジメント、著作権など多岐にわたる分野のメンタリングでサポート。また、特別賞 “カール・ラガーフェルド賞”の受賞者には、賞金15万ユーロ（約1,900万円）とグランプリ同様1年間のメンターシップを受けるチャンスが与えられる。さらに、2020年度もしくは2021年度のファッションデザイン学校の卒業生3人に贈られる“グラデュエイト賞”の受賞者たちには、「LVMH」の傘下メゾンのクリエイティブ・チームで働く機会が設けられるという。2月28日（現地時間）まで応募を受け付け、4月6〜11日（同時間）にかけてオンライン限定で準決勝が行われる。詳細に関しては、公式オンラインサイトを確認しよう。