X Games ミネアポリス大会で日本人アスリートたちがメダル量産の大活躍を見せる
堀米雄斗や西村碧莉らがスケートボードで金メダルを含むメダルを量産したほか、BMXパーク部門でも中村輪夢が銀メダル獲得の快挙づくし
夏と冬の年2回、アメリカにて開催されるエクストリームスポーツの祭典「X Games(エックス ゲームズ)」。その最新日程として、2019年8月1日~4日(現地時間)の期間でアメリカ・ミネアポリスにて開催された「X Games Minneapolis 2019」において日本人スケーター/BMXライダーたちがメダル量産の大活躍を見せた。同大会で採用された競技はスケートボード、BMX、モトX。
男子スケートボードのストリート部門においては、2019年7月末の大規模スケートボード大会「Street League(ストリートリーグ、SLS)」のLA大会でも優勝を果たした現在20歳の堀米雄斗がアメリカの絶対王者Nyjah Huston(ナイジャ・ヒューストン)を下して見事優勝。日本人初となる同種目制覇を果たし、3位にも17歳の白井空良が入賞した。また、堀米は男子ストリートベストトリック部門において“ノーリー270 スイッチバックサイドテールスライド ビッグスピンアウト”をメイクして2位となり、同大会2つ目のメダルを手にしている。
女子スケートボードのストリート部門では、“スーパークラウン”こと2018年の「SLS」年血チャンピオンに輝いた18歳の西村碧莉が2年ぶり2度目となる女王の座を奪取。次ぐ2位にも11歳の西矢椛が入賞してワンツーフィニッシュを決めると同時に、同種目史上最年少のメダリストとなった。
Aori Nishimura 🇯🇵 wins gold 🥇 in Women’s Skateboard Street at #XGames Minneapolis 2019! pic.twitter.com/hxA6hJMtSz
— X Games (@XGames) August 4, 2019
女子スケートボードのパーク部門においては、過去最高となる5名の日本人選手がエントリー。13歳の岡本碧優が金メダルを、10歳の開心那が銀メダルを獲得し、開選手の10歳11か月という年齢でのメダル獲得は「X Games」史上の全種目における最年少メダリスト記録とのこと。
さらに、アマチュアクラスとなるNext X(ネクストX)のストリート部門においては、男子ストリート部門7位の池田大亮の弟である13歳の池田大暉が金メダルを獲得している。
また、BMXのパーク部門では、日本人初となる出場を決めた17歳の中村輪夢が2位で銀メダルを獲得。BMXのパーク部門においては「X Games」史上最年少のメダリスト記録を打ち立てた。
世界的な知名度と注目度を誇る大会にてメダル量産という歴史的快挙を達成した若き日本人アスリートたち。2020年夏の東京五輪での活躍も期待しつつ、今後もその飛躍を見守っていこう。
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