Apple が App Store から180以上の電子タバコ関連アプリを削除

未成年を含むユーザーの喫煙を助長する恐れがあるため

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iPhone、MacBook、Apple Watchなどを継続的にアップグレードできるサブスクリプションの導入が噂される「Apple(アップル)」であるが、そんな同社が運営するiOSアプリ提供ストア『App Store』から電子タバコ関連のアプリが全削除されたことが明らかになった。

全米で利用者率を75%も保有するJuul(ジュール)をはじめとする電子タバコの利用者が広がる共に、それを起因とする肺疾患も米国内および世界中から急増している。米疾病管理予防センター「Centers for Disease Control and Prevention(通称、CDC)」の調査結果によると、本稿執筆時点においてアメリカ国内で42名の利用者が死亡しているほか、その症例はなんと2,172件にも及ぶという。

このレポートを受けた「Apple」は、合計181にも及ぶ電子タバコ関連アプリを『App Store』から落としている。同社の広報担当者は「我々は、App Storeでのキュレーション/管理において、常に細心の注意を払っている。我々の顧客、特に若者のユーザーたちが、アプリを利用するのに信頼できる場所であろうと取り組んでおり、CDCによるこの調査をきっかけに、利用者の健康とウェルビーイングに対するリスクがあると判断した」と説明。また「タバコおよび電子タバコ、違法薬物、アルコールの乱用などを助長するアプリは許可されません」という新たな指針をガイドラインに設けている。

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