フィリップ・スタルクがデザインした“愛する人にシェア”できる2024年パリ五輪メダル
4つに分かれるメダルデザイン
現在2024年の夏季オリンピック候補地として立候補しているフランスの首都・パリ。そこで、パリ2024招致委員会の共同会長/元カヌー選手で金メダリストのTony Estanguet(トニー・エスタンゲ)は、著名フランス人デザイナー・Philippe Starck(フィリップ・スタルク)に2024年パリ五輪のメダル製作をリクエストし、それを快諾したPhilippeがメダルをデザイン。このメダルはちょっと変わった造りになっており、“made for sharing”というアイデアのもと、一つのメダルが4つに分かれ、ほか3つを親戚や友達、コーチなど愛する人たちに渡すことができるという感謝と愛に溢れたデザインになっている。
パリ2024並びにメダルデザインの立候補は、7月11日(現地時間)にスイス・ローザンヌの本部にて開かれた臨時総会でフランス大統領・Emmanuel Macron(エマニュエル・マクロン)、パリ市長・Anne Hidalgo(アン・イダルゴ)、Tony Estanguetら出席のもと、89人の国際オリンピック委員会(IOC)メンバーの前で正式に提示された。現在、パリのほかロサンゼルスが候補地になっており、開催都市は今年9月に開かれる総会で決定される模様。まずは上のビデオより、パリ2024が決定した際のメダルデザインを確認しておこう。