Eats: 自宅での1杯を上質なものにしてくれる KOFFEE MAMEYA

名を変えて再び表参道へ戻ってきた『Omotesando Koffee』のオーナー國友栄一にショートインタビューを敢行

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表参道の路地奥に佇んでいた人気コーヒースタンド『Omotesando Koffee』を覚えているだろうか? 多くのファンが惜しみつつも2015年12月に閉店し、次なるステップとして東京・虎ノ門と中国・香港に店を構えたが、今年1月に『Koffee Mameya』と名を変えて再び表参道にカムバックを果たした。今回はコーヒーを提供するショップではなく、10種類以上のコーヒー豆からお客様一人一人の好みや環境に合わせて豆を勧めてくれる新たなコーヒーサービスだ。そしてそんなリュクスでパーソナルな経験が味わえる『Koffee Mameya』のオーナー、國友栄一に我々『HYPEBEAST』がショートインタビューを敢行。まだまだコーヒーブームが続く日本だが、なぜコーヒー豆の専門店にしたのか、なぜ再び表参道に戻ってきたのかなど、詳しい話を伺った。

- まず今回は『Omotesando Koffee』とは違って、なぜコーヒー豆の専門店にしようと思ったのですか? またお店のコンセプトを教えてください。
あくまでも僕たちはバリスタ。今でもバリスタとロースターは同じ仕事だと思われがちですが、僕たちはまったく別だと思っていて…やはりバリスタからロースターになるということはもう転職すると同じ感覚なのです。そして僕たちは今までバリスタとしてやってきて、バリスタの未来、これからコーヒー業界の中でどのように生きていくか、どのようなポジションでいたいかなどを考えていた中で、今までお客様がお店で飲む1杯のクオリティを追求してきたけれどもこれからは自宅で飲むコーヒーをもっと美味しくするためにバリスタが役に立てるのではないかと思ったんです。お客様が美味しいコーヒーが飲みたいなと思ったら主要駅には必ず2軒や3軒美味しいコーヒーショップがある。そういう意味でお客様はもうすでに満足していると思ったんです。でもまだまだ自宅で飲むコーヒーに満足しているお客様は少ないというところで、僕たちにもっとできることがあるのではないだろうかと。じゃあバリスタには何ができる?と考えた時に…やはり抽出方法を含めて、ちゃんとお客様に伝えていくことなのかと思いました。

これからバリスタの仕事というのはワインのソムリエみたいにその豆が良いものなのかどうなのかというのを伝え、そしてそれを自宅で美味しく飲めるようにお客様が使っている道具、環境、シチュエーションを踏まえて、ご紹介していくサービスを私たちは提供していきたいと思っています。『KOFFEE MAMEYA』はワインショップのようなお店なのですかね。僕たちは良いロースターを探してきて、お客様にご紹介していくという…いわゆる僕たちバリスタがセレクトするコーヒー豆のセレクトショップなのです。
KOFFEE MAMEYA コーヒー 豆

- お店に置いてある豆は自らセレクトされていると思いますが、どのような基準で選んでいるのですか?

焙煎に対する経験だとか、コーヒー業界における立ち位置がしっかりとある人たち、そして焼きあがった豆に対してのロースティングコンセプトがしっかりと感じ取れる味というのがまず基準です。僕たちは常にアンテナを張っているので、お客様から勧められたり、常に情報集めはしています。そして何でもトライしてみて、それが本当に味として日本のお客様に合うかどうかということと今まで経験したことのないような味を僕たちが紹介できていければ良いなと思っています。

食の世界はほとんどが一緒だと思うのですが、経験に勝るものはないと僕は思っています。同じ豆を焙煎1年目と10年目の人がローストすると明らかに焼きあがるものは違う。しかしそこまで細かいところをお客様は判断できないので、僕たちバリスタがそこをキュレーションして、お客様にご紹介していくのができたらと思っています。

-表参道から始まり、虎ノ門、香港と続きました。そしてまた表参道に戻ってこられましたが、なぜ同じ場所へ戻ってこようと思われたのですか?

僕は表参道が持つパワーがとても好きなんです。ファッションから食、色々なビジネスにあたって、しっかりとした感度を持っている人たちが多いし、僕達が伝えたいことがちゃんと伝わる人たちが表参道に集まっているというのが第一です。僕らは自分たちのブランド、日本の味、コーヒースタイルを海外に持っていきたいという気持ちは常にあるので、そういう意味で世界に発信できる土地の力を理由に僕たちは表参道を再び選びました。
KOFFEE MAMEYA コーヒー 豆

-最後にお客様にとって、“コーヒー”、そして“バリスタ”とはどんな存在であってほしいですか?
昼間から飲めるワインのような存在ですね。お料理や時間帯など、合わせるものによって色々ワインも変えていったりするのが楽しかったりするのと同じようにコーヒーもこだわりが味に反映されていくようになりました。コーヒーは食後というイメージが強いかもしれませんが、じゃあどのような食後を締めくくる?ということだと思うのです。いくら高いコース料理を食べても最後のコーヒーが美味しくないと残念だと感じてしまう。そこを僕たちは変えていきたいのです。しかしそこをしっかりとナビゲートできるバリスタがまだまだ育っていないのが現実。レストランに行くとシェフがいて、パティシエ、そしてソムリエがいる。コーヒーもコースの中にすごく重要な締めくくりのポジションであるのにそこだけまだまだ力を入れていない。それは料理やデザートなどに合ったコーヒーをセレクトできるバリスタが少ないからなのです。今まではバリスタというとラテアートなど表っ面のところばかりやり、エスプレッソマシンがないと何もできない人が多いですが、これからマシンがなくても豆に対する知識や経験など、豆に対する目利きかつそれを集める力があるのがバリスタというイメージをつけていきたいですね。

KOFFEE MAMEYA
住所:東京都渋谷区神宮前4-15-3
営業時間:10:00~18:00

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Photographer
AKIHARU ICHIKAWA/HYPEBEAST

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