Nike Pegasus Plus 2 ── 日々のランニングに、レースのようなスピードを
反発性とスムーズな走りを追求したPegasusの最新作をレビュー
〈Nike(ナイキ)〉が、ロードランニングシューズ Pegasus Plus 2を発表した。〈Nike〉のロードランニングシューズは現在、ランナーが求める走り心地に合わせて3シリーズを展開。柔らかく快適なクッショニングを重視したVomero、反発性に優れたレスポンシブな走りを追求するPegasus、安定した走りを支えるサポーティブなクッショニングを備えたStructureと、それぞれ異なる特徴を持つ。
さらに各シリーズには、ベースとなるIcon、より高度なテクノロジーを取り入れたPlus、そして〈Nike〉の最新イノベーションを投入したPremiumという3つのモデルを用意。つまり、ランナーはまず自分が求める走り心地を3シリーズから選び、その上で機能やスペックに応じたモデルを選択できるラインアップとなっている。
今回登場するPegasus Plus 2は、反発性を重視するPegasusシリーズのPlusに位置する最新モデル。日々のランニングからテンポを上げたトレーニングまで、スピードを追求するランナーに向けて、レースシューズから着想を得たテクノロジーを搭載している。
その実力を確かめるべく、〈Nike〉の日本本社がある六本木周辺で行われたランセッションに『Hypebeast Japan』のエディターが参加。Pegasus Plus 2がもたらすスピードと走り心地を実際に体験した。
レースシューズの感覚を、日々のトレーニングへ
〈Nike〉がPegasus Plus 2で追求したのは、日常のランニングにレースさながらのスピード感をもたらすこと。その鍵となるのが、前足部に搭載されたカーブ状のビジブル エア ズームと、軽量かつ反発性に優れたZoomXフォームを組み合わせたミッドソールだ。
エア ズーム内部には張力をかけた繊維が仕込まれており、バネのように機能することで大きなエネルギーリターンを生み出す。さらに、前作と比較してエネルギーリターンは〈Nike〉の試験において少なくとも18%向上。カーボンプレートを搭載せずとも、ロード レーシング シューズから着想を得た力強くスムーズな走りを実現しているという。
今回は、〈Nike〉の日本本社がある六本木周辺の約3kmを実際にランニング。走り出してまず感じたのは、着地から蹴り出しまでが途切れず、足が自然と前へ運ばれていくようなレスポンシブな感覚だった。特にペースを上げた際には、エア ズームとZoomXフォームによる反発がより明確になり、ストライドを伸ばしながら軽快なリズムを保つことができる。
単に硬いソールで前へ押し出すのではなく、着地の衝撃を受け止めながら、そのエネルギーを次の一歩へとつなげていく。約3kmという短いランニングの中でも、普段のランニングシューズとは異なる、レースに近い推進力を体感することができた。
レース由来のスピードを、日常の1足に
Pegasus Plus 2は、スピードに特化したレーシングモデルとは異なり、日々のランニングからテンポを上げたトレーニングまで幅広く対応する1足として設計されている。前足部とつま先にはゆとりを持たせつつ、中足部では足をしっかりとホールドすることで、動きやすさとフィット感を両立。
実際に走ってみても、スピードを引き出すレスポンシブさだけでなく、足運びのスムーズさが印象に残った。速いペースへ移行した際にシューズの反発力が応えてくれる一方で、一定のペースで走る場面では過度に足を急かされることもない。
レース当日にしか味わえなかったようなスピード感を、日々のトレーニングへ。Pegasus Plus 2は、そんな〈Nike〉の新たなアプローチを体現するモデルと言えそうだ。
Pegasus Plus 2は、9月3日(木)よりフラッシュクリムゾン、10月1日(木)よりレモンヴェノムが〈Nike〉公式オンラインストアおよび一部の〈Nike〉取扱店にて販売開始。価格は22,000円(税込)となる。
