Goldwin が衣服内の空気量を調整する新技術 Voxeloft を発表
第1弾ジャケットは、『ULTRA-TRAIL® VILLAGE』内のGoldwinブースにて数量限定で販売
〈Goldwin(ゴールドウイン)〉が、衣服内の空気量を調整することで保温性を自在に変化させる独自の構造設計技術 Voxeloft(ヴォクセロフト)を発表した。あわせて、同技術を搭載した市販プロダクトの第1弾としてVoxeloft Trail Jacketを開発。2026年8月末にフランス・シャモニー=モン=ブランで開催される『ULTRA-TRAIL® VILLAGE』内の〈Goldwin〉ブースにて、数量限定で世界先行発売する。
過酷なアウトドアフィールドでは、天候や標高による急激な気温変化に対応しながら、装備を最小限に抑えて機動力を確保することが重要となる。特にトレッキングやトレイルランニングでは、状況に応じたレイヤリングのためにウェアを頻繁に脱ぎ着することが、行動時の負担やリスクにつながるケースもある。
こうした課題に対して〈Goldwin〉が着目したのが「衣服内の空気」。防水シェルの内部に設けた保温層へ空気を注入することで、ジャケットを脱ぐことなく保温性を調整できる構造を開発した。
Voxeloftの開発において着想源となったのは、高断熱住宅などに用いられる“三重窓”の構造。空気層には断熱効果がある一方、層が一定以上の厚みになると内部で対流が発生し、保温性が向上しにくくなるという課題がある。
そこでVoxeloftでは、幾何学的な接着パターンによって内側の生地を多層に重ね合わせる独自の“積層構造”を採用。複数の空気層を形成することで空気の対流を抑え、身体から発せられる熱を衣服内に留める仕組みを実現した。これにより、1着のジャケットでありながら薄手のアウターから厚手のインサレーションジャケットまで、異なる保温性を1着でカバーすることが可能に。刻々と変化する気候に合わせてウェアの状態を柔軟に変化させる、新たなアプローチを提示している。
第1弾プロダクトとなるVoxeloft Trail Jacketは、こうしたテクノロジーを搭載しながら、デザインはあくまでミニマルに。機能性を高める一方で装飾を削ぎ落とし、〈Goldwin〉がブランド創成期から掲げる“Dedication to Detail – 細部への献身 -”というフィロソフィーをプロダクトへ落とし込んでいる。
Voxeloft Trail Jacketは、フランス・シャモニー=モン=ブランで8月末に開催される『ULTRA-TRAIL® VILLAGE』内の〈Goldwin〉ブースにて数量限定で発売。価格は990ユーロ(日本円参考価格16万円)で、カラーはブラック、サイズは1〜5を展開する。
なお、『ULTRA-TRAIL® VILLAGE』は、ヨーロッパアルプスを舞台とする世界最高峰のトレイルランニング大会期間中に設けられる出展・交流エリア。世界中から1万人以上のランナーやアウトドアファンが集まる同地で、Voxeloft Trail Jacketが世界に先駆けて披露される。




















