OUAT 2027年春夏コレクション
ブランドの核となる“ニュートラル”と“アノニマス”を再解釈
デザイナー 田村遼佑が手がけるユニセックスブランド〈OUAT(オーユーエーティー)〉が、2027年春夏コレクションを発表した。
2019年のブランド設立以来、ヴィンテージを着想源に、特殊な生地や資材、独自の付属使いを組み合わせたクリエイションを展開してきた〈OUAT〉。今季も、インポート生地ならではの豊かな表情と日本の高い縫製技術を掛け合わせ、時間の経過によって新たな価値を獲得するプロダクトを提案する。
シーズンコンセプトはあえて設けず、ブランドのコアキーワードである“ニュートラル”と“アノニマス”を再解釈。既存のスタイルやヴィンテージの文脈を独自の視点で捉え直し、素材やディテール、シルエットを通して〈OUAT〉らしいプロダクトへと昇華している。
注目のアイテムには、山形県米沢産の超肉厚なシルクウールツイルを使用したCHANNEL JACKETが登場。ドイツ空軍のチャンネルジャケットをリファレンスに、素材のハリを生かした立体的なシルエットへと再構築した。〈OUAT〉の定番であるBOMBER JACKETは、しなやかなホースハイドで製作。シーズンごとにアップデートを重ねるブランドを代表するアイテムのひとつだ。
OFFICE BLOUSONには、特殊な絞り染めを施したシープスキンを採用。ハイネックのデザインに、3本のririファスナーやチョアジャケットのディテールを組み合わせている。フレンチヴィンテージを再解釈したWORK PANTSは、ケミカルブリーチを施したコーデュロイに、フィンクスコットンコーデュロイのパッチをあしらったリペア仕様に。OFFICE CREWNECK CARDIGANは、クラシックなクルーネックカーディガンにリブ編みのチンストラップを加え、シルクとコットンを組み合わせたプレーティングニットで仕上げた。
フットウェアでは、ボルダリングシューズを着想源としたASTRO MOCCASINが登場。長いストラップと極薄の「Vibram」ソールを組み合わせ、モカシンを独自に再構築している。踵には、〈OUAT〉のシグネチャーである鏡面加工を施した工業用六角ボルトを配した。
ヴィンテージの記憶を現代的な素材と技術によって更新する〈OUAT〉の2027年春夏コレクション。ブランドの核となる“ニュートラル”と“アノニマス”という視点から、既存の服のあり方を再考するプロダクトが揃う。
ブランド:OUAT
シーズン:2027年春夏





















