COS がアジア初となるランウェイショーを韓国・ソウルにて開催
最新の2026年春夏コレクションをお披露目
英ロンドンを拠点とするファッションブランド〈COS(コス)〉が、アジア初となるランウェイショーを韓国・ソウルにて開催。本ランウェイでは、最新の2026年春夏コレクションをお披露目した。
これまで、ローマ、アテネといった欧州各都市を春夏コレクションの発表の場として選択し、秋冬はニューヨーク・ファッションウィークに継続的に参加してきた同ブランド。今シーズン、初めてアジアに上陸し、ソウルの都を舞台に、シネマティックなランウェイショーを開催した。
〈COS〉のデザインディレクター カリン・グスタフソン(Karin Gustafsson)は、ソウルを舞台とした理由を「ファッション、アート、そして現代文化のダイナミックなグローバル拠点であるソウルは、2026年春夏コレクションにふさわしい舞台だと思いました。今回のコレクションのコンセプトや、実際に使ったあのブルータリズム建築の空間、そして現地のカルチャー、特に音楽カルチャーやモダンさが、とても自然にマッチしていると感じたんです」と話す。
会場は、ブルータリズム建築に着想得た、現在は使用されていないというスイミングプール。都心部から少し離れた場所に位置しており、〈COS〉はこの場所を幻想的な構造物とキャンバスで再構築した。セットは、シンプルさ、素材のコントラスト、モダニズムを基調に、クリーンで幾何学的な空間を演出。ソウルの地下鉄で収録されたサウンドをBGMに、モデルたちは、柔らかな霧の中でいくつもの柱が等間隔で並ぶプラットフォームを歩いた。
今季のテーマは、“シネマティックな美”。1980から1990年代のエフォートレスでエレガントなミニマルスタイルから着想しているそう。また、1980年公開の米サスペンス映画『アメリカン・ジゴロ』のメインキャストであるリチャード・ギア(Richard Ger)ローレン・ハットン(Lauren Hutton)の衣装からもインスピレーションを得ているという。
メンズ/ウィメンズからなる全40ルックは、温かみのあるブラウン、クリーム、ホワイトなどの控えめなカラーリングをメインに採用。また、ブルーや深みのあるオックスブラッドレッドのアクセントに、1980年代と1990年代のノスタルジアの調和を体現したスタイルが登場した。それぞれのアイテムは、ドレーピングとシルク素材の扱いに重点を置いており、生地のカッティングを工夫することで、布の自然な流れを引き出している。また、スリーブレスのアイテムなど、スポーツウェアの要素も取り入れつつ、エフォートレスでありながらボリューム感のあるラインアップに。
今季のキーアイテムについて、カリンは「あえて挙げるとすれば、ショー終盤のルックが特に気に入っています。もしひとつ選ぶとしたら、メンズではグレーのレザージャケットにテーラードパンツ、そしてアイウェアを合わせたスタイルが、このコレクションを象徴するルックだと感じています。ウィメンズでは、クリンクルレザーを用いたミニマルなドレスが印象的です」と説明した。
〈COS〉2026年春夏コレクションの全ルックは、上のフォトギャラリーよりチェックしてみよう。




















