Nike ACG が新型トレイルランニングシューズ Zegama を発表
〈Nike〉のレーシング・イノベーションの“集大成”といえる究極の1足が誕生
〈Nike(ナイキ)〉のアウトドアカテゴリーである〈Nike ACG(ナイキ エーシージー)〉が、トレイルランニング・フットウェア Zegama(ゼガマ)シリーズの最新作を発表した。
ウルトラマラソンや山での長時間にわたる使用を想定して開発された〈Nike ACG〉Zegamaは、あらゆる天候に対応するランニング・フットウェアのラインナップの中でも、最も頑丈なモデル。優れたクッショニングと衝撃吸収力、トラクションを発揮し、世界で最も険しい地形を昼夜を問わず走り抜けるランナーをサポートする。
〈Nike ACG〉フットウェアのディレクターを務めるブレンデン・マカリース(Brenden McAleese)は今作の開発にあたり、「最も過酷なトレイルでのランニングを想定し、最高レベルのクッショニングと快適性を目指して設計とテストを重ねました。限界突破に挑むアスリートからフィードバックを集め、距離を問わず走れるシューズを目指して徹底的に細部にこだわりました。履いた瞬間、幅広のトゥボックスとトレイルランニング用に調整したZoomXフォームがはっきりと実感できると思います。過酷で難易度の高い地形を自信を持って攻略できるようサポートします」と語る。
特徴としては、ZoomXフォームを露出させて足裏の真下に配置し、快適な履き心地と85%のエネルギーリターンを実現。〈Nike〉で最も軽量かつ反発力の高いミッドソール素材であるZoomXにCushlon 3.0フォームを組み合わせたことで、起伏のあるトレイルでもさらなる安定性を実感できるという。
「Vibram」Megagripアウトソールには改良されたラグパターンに加え、計算され尽くしたラバーカバーを配し、雨の日も晴れの日も卓越したトラクションを発揮。これにより、険しい地形でも自信を持って走りをコントロールでき、耐久性が持続するため、どんなランにも対応可能に。さらに、前足部のロックプレートが岩だらけのトレイルでの走りをサポートし、調整されたヒールバンプで難易度の高い地形でも足運びがスムーズになる。
トレイル用に新しく開発された靴型は、前足部とトゥボックスに余裕を持たせる設計で、さまざまな足の形にフィット。ストレッチの効いた順応性のあるゲイターは、小石や泥などがシューズに入り込むのを防いでくれる。シュータンとかかと部分にはパッドを備え、長距離のランニングがより快適に。フィットバンドによって中足部のサポート性が向上し、常に固定感を実感できる。
また、開発においては「All Conditions Racing Department」のアスリートからのフィードバックを反映。8か国と米国5州から集まった22人のトップ・トレイルアスリートが、レースさながらの環境で世界各地で1度に50~100マイル(約80~160キロ)を走ってテストを敢行。多くのアスリートが最大8週間にわたり〈Nike ACG〉Zegamaをテスト着用し、400マイル(約643キロ)以上を走ったという。アスリートらのフィードバックと、開発の一環として行われた実践的な〈Nike ACG〉着用テストの結果を元に、デザイナーはウルトラマラソンや過酷なレースに挑戦するアスリートのニーズを満たすシューズに磨き上げた。
デザイン面では、1980年代から続く〈Nike ACG〉の伝統を継承し、軽さとスピードを兼ね備え、トレイルを知り尽くしたフットウェア作りに根ざした形状に。このシューズには〈Nike〉が50年にわたってランナーとランニング・コミュニティを最大限にサポートしてきた歴史が息づいており、あらゆる分野のランナーが最大限のポテンシャルを発揮できるよう、最先端のテクノロジーを駆使した製品開発に取り組んできた姿勢も反映。まさに〈Nike〉の培ってきたレーシング・イノベーションの集大成といえる1足に仕上がっている。
〈Nike ACG〉Zegamaは、2026年夏に〈Nike〉の公式オンラインストアおよび一部の取扱店で販売予定。






















