Hardies Hardware x Victor Victor のローンチを記念したタイショーン・ジョーンズのスペシャルインタビュー
青山の『OTSUMO PLAZA』にてミニインタビューを実施










Hardies Hardware x Victor Victor のローンチを記念したタイショーン・ジョーンズのスペシャルインタビュー
青山の『OTSUMO PLAZA』にてミニインタビューを実施
プロスケーター タイショーン・ジョーンズ(Tyshawn Jones)の手掛けるブランド〈Hardies Hardware(ハーディーズ・ハードウェア)〉と、音楽レーベル「Victor Victor Worldwide(ヴィクター・ヴィクター・ワールドワイド)」のコラボコレクションが、5月25日(土)にリリースされる。
『Hypebeast』読者からすると、恐らく〈Supreme(シュプリーム)〉のイメージが強いであろうタイショーン・ジョーンズ。スケートボード専門誌『THRASHER MAGAZINE(スラッシャー・マガジン)』が、その年に最も活躍したスケーターを選出する“スケーター・オブ・ザ・イヤー”を2018年と2022年に2度受賞している人気と実力を兼ね備えた若きカリスマだ。
そんなタイショーンが、ナケル・スミス(Na-Kel Smith)と共に2015年に設立した〈Hardies Hardware〉。これまでに先述の〈Supreme〉や〈adidas Skateboarding(アディダス スケートボーディング)〉とコラボレーションを実施している。今回は、スティーブン・ヴィクター(Steven Victor)率いる「Victor Victor Worldwide」とチームアップし、Tシャツ、フーディ、コーチジャケットなど5型のアパレルと小物を製作。
今回のコレクションローンチに合わせて、タイショーン・ジョーンズ本人が来日。5月25日(土)には、フロアがスペシャル仕様に装飾された東京・青山の『OTSUMO PLAZA』にて、購入者とのミート&グリートも予定されている。『Hypebeast』では、そんなタイショーンに事前にミニインタビューを行った。
Hypebeast : コラボレーションをすることになった経緯は?
僕とスティーブンが一緒に仕事をするようになってから、それなりの時間が経ったけど、何かプロダクトを作ろうというのは彼のアイデアだったんだ。毎日話してるから、自然発生的な流れでコラボレーションが実現しましたね。
ブランドの歴史を教えてください。
もともとは、友達とやっていたtwo for flinching*っていう遊びだったんだけど、スケートデッキじゃなくて、ネジとかハードウェアのブランドを始めようって話になって。それが進化していった感じかな。
*殴りかかる振りをされた時、びくっとしたりひるんで身構えたら(flinch したら)、その罰として2回パンチをくらう、というルールの遊びであり、ブランドアイコンの拳もこれに由来しているそう
コラボレーションのテーマとかはありますか?
テーマというか、両ブランドの要素のミックスだと思う。スティーブンの犬のロゴやHardiesのロゴとか。僕らのバイブスが詰まってるだろ。スティーブンのフェラーリをオーリーで飛び越える写真をプリントしたTシャツは、僕らが最初に出会って、仲間になったきっかけだから、アイコニックなアイテムだろう。原点って感じだね。
個人的なお気に入りは?
今話したTシャツ。自分の写真だから着るかどうかわからないけど(笑)。あとは今着てるフーディと犬のロゴをプリントしたTシャツかな。
日本のスケートシーンについて、どう思いますか?
日本でスケートするのは結構難しいから、ここでスケートカルチャーを前進させている人は賞賛に値すると思う。日本で撮影するのは本当に難しかったから。あまり多くの人を知っているわけじゃないけど、スケートビデオとかいろいろ見たことがある。日本人スケーターは本当にうまいし、カルチャーのために頑張っていると思う。
今後どうやってブランドを発展させたいですか?
世界のいろいろなところに行きたいね。ただ各地でプロダクトを売るのではなく、訪れた場所で、現地の人たちとコミュニケーションが取ったりできるのが良いな。僕はただ、クールなものを作り続け、有機的にブランドを成長させたいんだ。それがブランドのアイデンティティを確立する真の方法だと思う。