Calvin Klein がヴェロニカ・レオーニをクリエイティブ・ディレクターに迎えてランウェイに復帰
伝統あるレーベルのコレクションは2025年秋にデビューする予定
2017年にラフ・シモンズ（Raf Simons）が去って以来、クリエイティブ・ディレクターが不在だった〈Calvin Klein（カルバン クライン）〉。この度、ヴェロニカ・レオーニ（Veronica Leoni）がクリエイティブ・ディレクターに就任し、同ブランドがランウェイに復帰することを発表した。
2023年LVMHプライズのファイナリストであり、〈QUIRA〉の創設者でもあるヴェロニカ・レオーニは、〈Jil Sander（ジル・サンダー）〉、〈Celine（セリーヌ）〉、〈Moncler（モンクレール）〉、The Row〈ザ ロウ）〉など、名だたるファッションブランドで培った経験がある。つまり、申し分無いバックグラウンドだ。
「カルバン クラインのストーリーの新たな章を書く機会を得て、感激していますし、光栄に思っています」と、ヴェロニカ・レオーニは述べつつ、「何十年もの間、カルバン クラインは大胆な自己表現というコンセプトを提案してきましたが、私はスタイルとクリエイティビティに強いアクセントを加えることで、それに力を与えるつもりです。私のキャリアは、ファッション界で最も先見の明のある女性たちとの刺激的な出会いに彩られてきました。また、アメリカンファッション界で最も影響力のあるブランドのひとつを祝う素晴らしい機会を与えてくれたPVH CEOのステファン・ラーソン（Stefan Larsson）にも感謝したい」と続けた。
タイムレスで革新的なデザインを根ざすというこのコレクションには、メンズとウィメンズのアパレル、アンダーウェア、アクセサリーが含まれる。そして、2025年秋にランウェイデビュー予定。ヴェロニカ・レオーニがこの伝統あるレーベルに何をもたらすのかは、時が経てばわかるだろう。
