New Balance が新たなリセールサービス “Reconsidered” を発表
現在は米国内のみでの展開に

〈New Balance(ニューバランス)〉が、新たなリセールサービス “Reconsidered”を発表した。
“Reconsidered”は、同サービスのアカウントを持つユーザーを対象に、郵送および一部店舗にて〈New Balance〉のスニーカーの下取りサービスを行うことに加えて、返品や前述の下取りで買い取った中古のスニーカーを販売するサスティナブルな取り組みだ。スニーカーの下取りは、元の希望小売価格の5%〜25%の金額で、同社の公式オンラインストアのみにて使用可能なクーポン券が付与されるという仕組みに。現時点では、メンズおよびウィメンズサイズのシューズのみの取り扱いとなっており、手数料は店舗持ち込みの場合は無料で、郵送の場合は送料のみが差し引かれるという。なお、下取りにはいくつかの条件があり、それを満たさない場合は商品は返品されず、そのまま地元の非営利団体に寄付されるとのことだ。
本サービスについて、〈New Balance〉のサスティナビリティ担当ディレクターであるジョン・ストークス(John Stokes)は「私たちは、フットウェア産業が環境に大きな影響を与えていることを知っています。転換しなければならないことはたくさんあります。Reconsideredの立ち上げは、私たちの製品の寿命を延ばし、すでに作られているものを最大限に活用することを目的としたプログラムであり、パズルの1ピースです」と語った。
〈New Balance〉の“Reconsidered”サービスは、現在米国の8店舗のみでの実施となる。一方で、今後は展開店舗の拡大を目指すとしているため、気になる方は国内でのサービス開始を待とう。