オアシス 30周年 & 再結成を記念した2つの展覧会が今秋開催

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Sony Music Entertainment

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今年8月、英国史上最強のロックンロール・バンド Oasis（オアシス）が衝撃の再結成を発表。2025年7月には16年ぶりとなるワールド・ツアーをイギリスからスタートすることもアナウンスされ、世界中のファンを再び歓喜の渦に巻き込んでいる。多くのファンが来日公演の正式発表を待ち望むなか、Oasisのデビュー30周年を祝した大規模な展覧会 “リヴ・フォーエヴァー：Oasis 30周年特別展”が11月1日（金）〜23日（土・祝）まで東京『六本木ミュージアム』にて開催。さらに、長きに渡りOasisを撮り続けた写真家ジル・ファーマノフスキー（Jill Furmanovsky）とコラージュアーティスト/グラフィックデザイナー河村康輔による企画展 “Oasis Origin + Reconstruction”も、10月31日（木）〜11月24日（日）まで神保町『New Gallery』で開催される。

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Oasisにとって、2024年はデビュー・アルバム『オアシス』のリリースから、また記念すべき初来日公演から30年という大きな節目の年。このアニバーサリーイヤーを記念して行われる“リヴ・フォーエヴァー：Oasis 30周年特別展”は、彼らの残した「永遠に色あせない」楽曲の魅力、そして唯一無二なその存在を多角的な視点で紐解く壮大なエキシビション。2014年にわずか4日間という短期開催ながら約1万人を動員したOasis日本初の展覧会 “CHASING THE SUN：OASIS 1993 -1997 あなたにとってのオアシスとは”から10年ぶりとなる本展は、彼らの愛用した楽器や直筆の歌詞の走り書き、バンド初期のアイコニックなオリジナル・ポスター群など、実に200を超える英国事務所所蔵の貴重なアイテムを展示予定で、前回よりパワーアップした内容に。故郷マンチェスターの文化的背景を辿り、「世代を超えるロックンロール・スーパースターがいかにして誕生したのか」を深掘りする。また、会場内にはアルバムのアートワークを再現したフォト・スポットや彼らのライヴを体感できるスペースなども設置予定。さらに、開催期間中は毎日抽選でOasisのノベルティ・グッズなどが当たる来場者特典に加え、ミュージアムショップ内で展覧会グッズを購入すると、2025年の英ロンドン公演とマンチェスター公演のペアチケットが当たるスペシャル企画も実施。詳細については、本展の公式サイトをチェック。

リヴ・フォーエヴァー：Oasis 30 周年特別展
開催期間：2024年11月1日（金）〜23日（土・祝）
会場：六本木ミュージアム
住所：東京都港区六本木5-6-20
営業時間：10:00-18:00
*11月1日（金）〜3日（日）のみ10:00-20:00
（最終入場は閉館時間の30分前まで）
チケット：『イープラス』
チケット料金：
【前売券】一般・大学生 2,500円、中・高校生 1,200円（共に税込）
【当日券】一般・大学生 2,700円、中・高校生 1,400円（共に税込）
（小学生以下無料。障がいをお持ちのお客様は、前売券/当日券それぞれ半額で購入可能。入館時に障がい者手帳のご提示を）
【オリジナルデザインロルバーン付展覧会入場券】
展覧会入場券＋特典付A「ロゴシルバー」/特典付B「ロゴ総柄」各3,320円（税込）
（*A「ロゴシルバー」とB「ロゴ総柄」の2種類から好きな柄1つを選択可能）
販売期間：9月6日（金）10:00〜10月30日（水）20:00
（*予定数に達し次第、販売終了。その場合ミュージアムショップでのロルバーンの販売は無し）

（左から） A「ロゴシルバー」 B「ロゴ総柄」

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東京・神保町で今年3月に開廊した気鋭のギャラリー『New Gallery』にて行われる“Oasis Origin + Reconstruction”は、1994年以降Oasisを撮り続けてきたジンバブエ（当時ローデシア）出身の写真家ジル・ファーマノフスキーと、日本を代表するコラージュアーティスト/グラフィックデザイナー河村康輔による企画展。

Jill Furmanovsky

ジルはポール・マッカートニー（Paul McCartney）をはじめ、Pink Floyd（ピンク・フロイド）、スティーヴィー・ワンダー（Stevie Wonder）、ヴァン・モリソン（Van Morrison）、ビル・ウィザース（Bill Withers）、The Who（ザ・フー）、The Clash（ザ・クラッシュ）、イギー・ポップ（Iggy Pop）など、数々の名だたるアーティストを撮影してきた。そんな彼女にとっても、1994年から2009年にかけて撮影したOasisのドキュメンタリー写真は、自身の最高傑作と位置付けられている。2024年には、「the Abbey Road Music Photography Awards」のICON賞を受賞。授賞式ではOasisのノエル・ギャラガー（Noel Gallagher）がサプライズでプレゼンターを務め、「（ジルは）私の親友の一人だ」と紹介したことが大きな話題となった。

Kosuke Kawamura

一方、『Hypebeast』でもお馴染みの河村は、これまでコラージュアーティストとしてアーティストとのコラボレーションや国内外での個展、グループ展に多数参加した実績をもつ。2021年には〈UT〉のクリエイティブディレクターに就任し、現在もアパレルブランドへのグラフィックワークの提供やジャケットデザイン、書籍の装丁、広告デザイン、アートディレクションなど、さまざまな領域で活躍。以前からOasisのファンである彼は、今回の“リヴ・フォーエヴァー：Oasis 30周年特別展”において、バンドの新ロゴをデザインした。

“Oasis Origin + Reconstruction”は、ジルが撮影したOasisのドキュメンタリー写真と、彼らのロゴやアルバムジャケット、ポートレート写真などを大胆に再構築した河村によるコラージュ作品で構成される。会場では河村がデザインした“リヴ・フォーエヴァー：Oasis 30周年特別展”のロゴに加え、ジルが撮影したノエルとリアムのギャラガー兄弟のポートレートを用いたコラージュ作品、Oasisのシングル『Champagne Supernova』やベストアルバム『Time Flies, 1994-2009』のジャケット写真を再構築したコラージュ作品などを展示/販売。さらに、本展限定のオリジナルグッズとして、これらのアートワークを用いたロングスリーブ/ショートスリーブTシャツ、トートバッグ、アクリルキーチェーン、ポスターなども販売予定。2025年の再結成ツアーに向けて、改めてOasisの軌跡を辿りながら、彼らの世界感を堪能できる2つの展覧会をぜひお見逃しなく。