X がフォロワー獲得広告を撤廃か
他のフォーマットを優先させるため
8月10日（現地時間）、『X（エックス、旧 Twitter）』が、フォロワー獲得広告の提供を8月11日（現地時間）より順次停止すると発表した。
フォロワー獲得広告は、広告主のアカウントを、興味を持ちそうなユーザーのタイムラインに“フォロー”ボタンとともに表示させるもの。米ニュースメディア『AXIOS（アクシオス）』によると、本広告は『X』の初期から提供されている広告フォーマットの1つであり、年間で1億ドル（約145億円）以上の収益を得ているという。しかし、『X』はイーロン・マスク（Elon Musk）の買収以来、広告収入が大幅に減少しており、今回の提供停止は他の広告に誘導することが目的とされる。なお、『X』の広報担当者は、今回の変更は“コンテンツのフォーマットを優先することで、Xの体験を最適化するための大きな努力の一環”だと説明している。
