T.T 2024年春夏コレクション
“Traced by fingerprints”をテーマに、日本最古の旧式力織機で織られたセルビッジデニムや奄美大島の染色技法 “泥染め”、京都の“友禅染め”といった日本の伝統的な技法を用いたアイテムなどを展開






























〈Taiga Takahashi(タイガ タカハシ)〉改め〈T.T〉が、2024年春夏コレクション “Traced by fingerprints”を発表した。
〈T.T〉は、デザイナー/現代美術家として活躍した創設者・髙橋大雅の逝去を受けて、今年2月にブランド名を〈Taiga Takahashi〉から変更。2023年秋冬シーズンより彼の遺志を引き継いだデザインチームがコレクションを手掛けている。
今季も髙橋氏が自身のブランドの核心としていた「過去の遺物を蘇らせることで、未来の考古物を発掘する」を軸に、彼が生前蒐集していた膨大なヴィンテージアイテムをもとにコレクションを制作。岡山県井原市に現存する大正時代に製造された日本最古の旧式力織機で織られたセルビッジデニムのアイテムを筆頭に、1300年前から伝わる奄美大島の伝統的な染色技法 “泥染め”のレザーを使用したライダースジャケットやベルト、和歌山県に現存する世界最古の吊り編み機で作られたTシャツやカットソー、京都の伝統工芸 “友禅染め”の技法を用いたシリーズ、日本人の心の象徴である桜から抽出した染料で染められた“桜染め”を取り入れたピースなどがラインアップする。
ブランド:T.T
シーズン:2024年春夏