知的でフューチャリスティック! ボルボ EX30をちょっと見た
日本での正式発表は2023年7月末。その前に『Hypebeast』は、話題必至の小型電気自動車である〈VOLVO(ボルボ)〉のEX30の取材機会を得た。












6月7日にミラノで発表されたばかり。“大きくないのに大きな魅力”を備えた〈VOLVO(ボルボ)〉のEX30が、1日だけ『Volvo Studio Tokyo』に上陸した。
名だたる自動車メディアやモータージャーナリストに並んで、『Hypebeast』編集部も(15分だけであるが)このEX30と対面できた。実際にこのピュアエレクトリックビークルを目の前にすると、とてもとてもスタイリッシュな印象。初代の(アウディ)TTや、初代の(ランドローバー・レンジローバー)イヴォークの登場時に受けた衝撃に近いものがある。それほどにデザインコンシャスだ。
フロントグリルはEVゆえに開口しておらず、右上から左下に刀で斬られたようなデザイン。ヘッドライトは〈VOLVO〉車の特徴であるトールハンマーヘッドライト。北欧神話に登場する最強の雷神トールが持っている鎚がモチーフの、このヘッドライトがブロック状のLEDでデザインされ、EX30の瞳のようにキリッと存在。そしてそのさまは、実にフューチャリスティックだ。ボディはコンパクトではあるものの、大きなホイールとロングホイールベース、前後揃ったオーバーハングでプロポーションのバランスはすこぶる良し。キュッと詰まった塊感もあって、シャープで面の質感が良く、知的なオーラを放つ。〈VOLVO〉は小型SUVと謳うが、実際は新時代の5ドアハッチバックのような印象を受ける。
気になるサイズは
全長:4,233mm
全幅:1,837mm
全高:1,549mm
ホイールベース:2,650mm
全高1,550mm以下なので、日本の機械式駐車場も気にせず入れられそうだ。そして、もっと気になるのは価格である。ヨーロッパで発表されたプライスは、約3万6,000ユーロ。なので、日本の予想価格は600万円をきるだろう。新しくEV車の購入を検討している人で、デザインが好きな人は、このEX30を視野に入れても良いかも。さらなる詳細を知りたい方は、〈VOLVO〉の公式サイトでご確認を。