竹内譲次「大阪のヤジは楽しみだけど、やっぱり怖い」
B.LEAGUE選手インタビュー第4弾は、207cmのセンター、竹内譲次が登場
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長きにわたって日本代表として活躍してきた大ベテランが、故郷である大阪に帰って来た。プレー面はもちろん、精神的支柱や大阪という街の“顔”など、さまざまな役割を期待されている竹内が、大阪エヴェッサを代表してフェアプレー賞 presented by 日本生命を受け取った。
大阪エヴェッサに加入してどうですか?
自分でも故郷の大阪に帰って来たという思いがありますし、クラブとしても地元の選手に活躍してもらうという方針を打ち出しています。だから自分の内面でも、外的な環境としても、帰ってきたんだな、ということを実感しました。やはり地域密着というのはBリーグの理念のひとつだと思うので、地元の選手の存在は特別なものなのかな、という気がしています。
大阪に帰ってきて、やはり県民性というか、ファンもすごくフレンドリーな人が多いですね。プライベートに踏み込んでくるというわけではなくて、アットホームな雰囲気というか。コロナ禍で声出し応援ができなかったりしたんですが、来シーズンはヤジとかも飛んでくると思います。ヤジって期待の裏返しなので楽しみでもありますけど、やっぱり怖かったりもしますね(笑)。
“道から逸れそうになったら
正すような役割を果たしたい”
今シーズンはキャプテンを任せてもらって、チームとしてフェアプレー賞をいただくことができました。来シーズンはキャプテンかどうかわかりませんが、いい年齢になったので、キャプテンであろうとなかろうと、チームがいい方向に行くように、道から逸れそうになったら正すような役割を果たしたいと思っています。
竹内譲次(大阪エヴェッサ)
フェアプレー賞 presented by 日本生命
1985年、大阪府生まれ。双子の兄である公輔とともに、洛南高校時代から注目を集める。東海大学では全日本大学選手権優勝を経験、日本代表のメンバーにも選ばれた。日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)、アルバルク東京を経て、地元チームである大阪エヴェッサに移籍、キャプテンも務めた。