最もフェイク品の多いスニーカーが判明
Air Jordanが全体の半数を占める
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人気スニーカーとフェイク品は切っても切れない関係であり、スニーカー業界は長年(一生?)この問題に頭を悩ませている。そんな中『hotukdeals』は、最もフェイク品の多いスニーカーを洗い出すべく、調査を実施した。
その調査方法とは、SNS上で数千にわたるフェイクスニーカーに関連するスレッドやトピックを分析するというもの。その中で、品質チェックについての問い合わせやカスタマーレビューがあり、実際に購入されたことが確認できるスニーカーを集計したという。最も投稿数の多かったスニーカーは、2020年にリリースされたAir Jordan 1 “Dark Mocha”。続いてトラヴィス・スコット(Travis Scott)x〈fragment design(フラグメント デザイン)〉x Air Jordan 1 Low、トラヴィス・スコット x Air Jordan 1が銀メダルと銅メダルに。トラヴィス関連はやはり人気が高く、彼関連のスニーカーはトップ10に4足ランクインしている。そのほかにも〈Nike(ナイキ)〉Dunk Low “Panda”や〈Off-White™️(オフホワイト)〉x Air Jordan 4 “Sail”などが上位に登場。全体を見ると〈Nike〉or〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉が88%を占めており、残り12%は〈adidas(アディダス)〉という結果に。
また、フェイクスニーカーを購入する理由としては、「発売時に購入できなかったため」が48%、「リセール価格は手が出ないため」が37%と、これら2つが過半数となるが「正規品を持っているが履きたくないため」が6%(も)いるという。「スニーカーは履くもの」「お気に入りのスニーカーはもったいなくて履けない」という論争は、スニーカーヘッズの間では昔からよくあるが、“履きたくないけど履きたい”場合にフェイク品を選択する人が一定数いるということだろう。