BALLY の新デザインディレクターにシモーネ・ベロッティが就任
ファーストコレクションは2023年9月のミラノ・ファッション・ウィークで発表予定
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BALLY の新デザインディレクターにシモーネ・ベロッティが就任
ファーストコレクションは2023年9月のミラノ・ファッション・ウィークで発表予定
スイスのラグジュアリーブランド〈BALLY(バリー)〉は、新デザインディレクターにシモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)が就任したことを正式に発表した。
〈BALLY〉は2022年1月に〈RHUDE(ルード)〉の創業者 ルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villaseñor)に任命。この人事はストリート出身のRhuigiの手腕によって〈BALLY〉に新たな息吹を吹き込み、若い世代の顧客獲得を視野に入れたものだったが、彼の任期はわずか14カ月という異例のスピード退任という結果に。
ルイージの後任として新デザインディレクターに指名されたシモーネ・ベロッティは、これまで〈Dolce & Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)〉や〈Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)〉〈Gianfranco Ferre(ジャンフランコ・フェレ)〉などで上級職を歴任し、プレタポルテやテーラリング、アクセサリーについて深い知識を持つ実力者。彼は2022年10月より〈BALLY〉に在籍しており、今後はデザイン業務全般を指揮することになる。〈BALLY〉はシモーネの指揮のもと、“クラフトマンシップ、イノベーション、スイスラグジュアリー”というブランドのコアバリューに焦点を当ていくという。彼の手掛けるファーストコレクションは、2023年9月に行われるミラノ・ファッション・ウィークでお披露目される予定だ。