Apple 初の AR/MR ヘッドセットの部品メーカーがリークされる
ディスプレイは「Sony」が製作か
6月5日(現地時間)に開催予定の世界開発者会議「WWDC 2023」での発表が噂される「Apple(アップル)」のAR/MRヘッドセット。約3,000ドル(約40万円)でのリリースが噂されるこのAR/MRヘッドセットだが、このたび、主要部品のサプライヤーが公開された。
「Apple」関連のリーク情報に強いアナリスト Ming-Chi Kuo(ミンチー・クオ)によると、AR/MRヘッドセットの構成部品で最もコストが高い部品は5つあるとのことで、マイクロ有機EL(OLED)ディスプレイは「Sony(ソニー)」、デュアルプロセッサは台湾の半導体メーカー「TSMC」、12個のカメラモジュールは香港のサプライチェーン「Cowell(コーウェル)」、外付けパワーサプライは中国の音響部品会社である「Goretek(ゴアテック)」が単独で受注し、筐体の主要サプライヤーは「Everwin Precision(エバーウイン・プレシジョン)」となる。中でも、収益が最も少ない「Cowell」が大きな利得を得るとのこと。なお、組み立てに関しては「Luxshare-ICT(ラックスシェア アイ・シー・ティー)」が担当するようだ。