Gucci がサステナビリティに特化した新ショップを阪急うめだ本店にオープン

イタリア発のラグジュアリーメゾン〈Gucci（グッチ）〉は、サステナブルなラインナップに特化した新ショップ『阪急うめだ本店 8F グッチショップ』を5月17日（水）より大阪・梅田にオープンする。

本ショップはその名の通り『阪急うめだ本店』8Fの新エリア “GREEN AGE”内に位置する。“GREEN AGE”は環境負荷が少ない建材を使用し自然に配慮した空間を創出するとともに、消費者・企業・地域のコミュニティ・ハブとして機能しながら、自然共生型ライフスタイルを提案していく画期的なスペースだ。スペース全体の雰囲気を特徴づけるのは、ラグやフィッティングルームに使用されているさまざまなトーンのグリーン。控えめでナチュラルな色調は、やわらかなアイボリーのウォールと相まってリラックス感を高めながら、ディスプレイされたアイテムの魅力を生き生きと際立たせる。過去にグッチショップで使用されていたシェルフがアイボリーに塗装されリサイクルされており、グリーンベルベットのベンチシートとともに、ヴィンテージ感を演出。ディスプレイシェルフやラック、フィッティングルームなどショップ内のすべて什器は可動式でリサイクルが可能なものを採用し、アイテムのセレクションに合わせてフレキシブルに対応できる設計に。シンプルでありながら環境に配慮してデザインされたこのショップは、世界中の店舗でサステナビリティを推進している〈Gucci〉の取り組みを体現した空間と断言できる。

総面積約80平方メートルを誇る店内では、ウェアやシューズ、ラゲージ、ウォッチ、ジュエリーをはじめとするメンズとウィメンズ向けセレクションのほか、限定アイテムなどの独自のラインナップのアイテムが並ぶ。持続可能性を高めた素材や製法を採用したアイテムを中心に展開し、〈Gucci〉の開発した非動物由来かつ再生可能なバイオベース原料による革新的な素材 “デメトラ”を用いたスニーカーや、再生ナイロン ECONYL®を使用したアイテム、バイオベースの原料を用いたグッチ ダイヴ（Gucci Dive）ウォッチなどを取り揃える。

また、〈Gucci〉の実験的なオンラインスペース『Vault（ヴォールト）』の新プロジェクト “Gucci Continuum”のアイテムを、国内では唯一本ショップのみで展開。多様なデザイナーやブランド、アーティストが過去の〈Gucci〉製品や余剰ファブリックを独自の視点でアップサイクルして新たな生命を与えるこのプロジェクトでは、〈Vans（ヴァンズ）〉とのコラボスニーカー、〈Alpha Industries（アルファ インダストリーズ）〉x『SLAM JAM（スラムジャム）』によるボンバージャケット、〈EGONLAB（エゴンラボ）〉と〈PROLETA RE ART（プロレタ リ アート）〉によるウェア、〈HODAKOVA（ホダコヴァ）〉製作のハンドバッグなどが登場。今後はサステナビリティを高めた素材を採用したファインジュエリーなど、新しいコレクションの先行販売や限定展開も予定しているという。

さらに、本ショップ内には、サステナビリティや自然に関連したアート作品を展示。オープニングを飾るのは、国際的に注目を集めるアーティスト 四代田辺竹雲斎の作品。世界各地で竹によるインスタレーションを発表している四代田辺竹雲斎は、インスタレーションの展示終了後、使用した竹ひごをていねいに解き、新たな作品へと生まれ変わらせている。その作品が描き出す生命の循環と再生の物語は、〈Gucci〉の循環性へのビジョンと共鳴していると言えるだろう。なお、彼とのコラボレーションは、〈Gucci〉がブランド創設100年を迎えた2021年に京都で開催した体験型エキシビション “グッチ バンブーハウス”でのインスタレーション、2022年の東京・銀座『グッチ並木』1周年を祝したインスタレーションに続く3回目となる。

メゾンの理念を体現した『阪急うめだ本店 8F グッチショップ』に、ぜひ足を運んでみてほしい。

阪急うめだ本店 8F グッチショップ
オープン日：5月17日（水）
住所：大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 8階 GREEN AGE内
営業時間：10:00-20:00
（*休日・営業時間は阪急うめだ本店に準ずる）