英テックブランド Nothing の新型ワイヤレスイヤホン Ear (2) が発売
スケルトンデザインはそのままに、性能面をアップデートさせた本モデルの実機レビューもお届け






つい先日、英ロンドンのテクノロジーブランド「Nothing(ナッシング)」が、2021年にリリースしたEar(1)の後継機として、新型の完全ワイヤレスイヤホン Ear (2)を発表。本稿では、ブランドのアイコンであるスケルトンデザインはそのままに、性能面をアップデートさせた本モデルの仕様を紹介するとともに、『Hypebeast』独自の実機レビューをお届けする。
先代モデル同様、中のパーツが透けて見えるクリア素材を使用したフューチャリスティックなビジュアルが特徴的なEar(2)だが、本体およびケースを若干改良し、その重量はわずか4.5gという軽さに。ケースにいたっては、強度と耐圧性の高い素材で構築し直すことで、より頑丈にアップグレード。30%ほど小さくなっていることから、よりポケットやカバンに収納しやすいサイズ感に。本体の着け心地は、先代モデルとさほど変わりないが、装着感が少ない分、耳が痛くなることもなく、長時間の使用にはもってこいの逸品だ。
また、ハイレゾオーディオ認証とLHDC 5.0コーデック技術により、本格的なサウンド体験を提供。加えて、新しいデュアルチャンバー設計と11.6mmのダイナミックドライバーを採用し、レコーディングスタジオにいるかのような深くパワフルな低音とクリアな高音を実現している。さらに、『Nothing X アプリ』でヒアリングテストを行うと、ユーザーの聴力に合わせてリアルタイムでイコライザーのレベルを調整し、自分だけのパーソナルサウンドプロファイルを作成することも可能に。ユーザーの耳の形状に合わせて調整できるパーソナルアクティブノイズキャンセレーションも搭載している。
さらに、スマートフォンとタブレット、またはPCなど、2つのデバイスに同時に接続し、音楽再生と着信をシームレスに切り替えることができるデュアルコネクションを搭載。例えば、PCで音楽を視聴中にスマートフォンに着信があった際は、Ear(2)が自動的に着信を知らせてくれるため、わざわざBluetoothを接続し直す必要がないのも嬉しいポイントだ。その他、IP54の耐汗性と防塵性を搭載しているため、ちょっとした運動や雨の日の着用も心配無用。加えて、ワイヤレス充電に対応し、わずか10分で8時間、フル充電で最大36時間の連続再生が可能となっている。
Ear(2)は、現在『HBX』『Nothing.tech』『KITH TOKYO』にて数量限定で先行販売中。3月28日(火)より『MoMA Design Store』『二子玉川 蔦屋家電』『ヨドバシカメラ』などにて予約販売を受け付け、3月30日(木)より全国販売を開始する。価格は22,800円(税込)となる。