Jordan Brand 日本初の旗艦店 World of Flight Tokyo Shibuya のオープニングプレビュー
店内の様子を〈Jordan Brand〉社長 クレイグ・ウィリアムズへのショートインタビューと共にお届け
〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉がイタリア・ミラノに次いで世界で2店舗目、日本国内では初となるブランドの旗艦店『World of Flight Tokyo Shibuya(ワールド・オブ・フライト トーキョー・シブヤ)』を3月25日(土)にオープンする。本稿では、同ストアのオープンに際して来日を果たした〈Jordan Brand〉社長 Craig Williams(クレイグ・ウィリアムズ)へのショートインタビューとともに、店内の様子をいち早くお届けしたい。
『World of Flight Tokyo Shibuya』は、バスケットボールの聖地として東京のコミュニティと深く繋がり、カスタマーにバスケットボールカルチャーを中心とした全く新しいリテール体験を提供するための拠点として誕生した。全てのサービスや体験を通して〈Jordan Brand〉の過去/現在/未来を伝え、“Fearless One(勇気あるもの)”がこれからの未来に対する自身や力を感じられるようになる場所を目指す。このストアではウィメンズ/メンズ/キッズラインの最新の〈Jordan Brand〉のプロダクトの取扱いはもちろんのこと、ローカルコミュニティで活躍するアーティストやクリエーターにフォーカスした取り組み、人気の高いアイテムへの限定アクセス、コンテンツ・クリエーション、商品のピックアップ/カスタマイズ、メンバー限定イベントの開催など、さまざまなサービスやコンテンツを実施していく。
エントランスから売り場までの通路に備えられたスクリーンには映像デザイナー/クリエイティブディレクター 井口皓太の制作したムービーが映し出され、来場者を出迎える。総面積約650平米を誇る広々とした店内の中央には、バスケットコートをイメージしたサークルエリアを設置。カウンターの壁面には、アイロンビーズを用いた作品で知られる沼田侑香とネオンアーティスト WAKUによる〈Jordan Brand〉をイメージしたアートワークが飾られる。メインフロアはエリア別にライフスタイル/パフォーマンス、ウィメンズ/メンズ/キッズといったカテゴリーごとにアイテムが並ぶ。また、『World of Flight Tokyo Shibuya』限定アイテムとして、フォトグラファー Steve Gaudinの撮影した東京の某エリアにあるバスケットゴールのフォトTシャツが販売される。
奥のスニーカースペースでは、〈Jordan Brand〉の最新フットウェアを展開する。同スペース内では『SNKRS』アプリで『SNKRS Pass』を使ってリザーブしたアイテムの受け取り/購入ができる“SNKRS PICK UP(スニーカーズ ピックアップ)”、写真家ビデオのデジタルコンテンツを制作できるインタラクティブなスタジオスペース “CONTENT STUDIO(コンテンツ スタジオ)”、アパレル/フットウェアの有料カスタマイゼーションサービスや同ショップ特製シューレース/アクセサリー/シューケアキットの販売を行う“WORKSHOP(ワークショップ)”(*共に事前予約制)といったサービスも提供。さらに、〈Jordan Brand〉に関する資料や写真が飾られた“LOUNGE(ラウンジ)”スペースも設置されており、くつろぎながらバスケットボールコミュニティの輪を広げたり、〈Jordan Brand〉の歴史やDNAを感じることのできる空間となっている。
World of Flight Tokyo Shibuya
オープン日:3月25日(土)
住所:東京都渋谷区神宮前6-25-14 神宮前メディアスクエアビル 1F
営業時間:(月〜金)12:00-19:00、(土・日・祝日)12:00-20:00
Tel:03-3797-3520
Hypebeast:東京に旗艦店を出す意義を教えていただきますか?
Craig Williams:東京および渋谷は、イノベーションの典型であり、新しいものやクリエイティブなものの境界を押し広げる場所として最適です。そして、私たちがWorld of Flightで成し遂げようとしていることと結びついていると考えています。
東京のスニーカーシーンについてどう思われますか?
私が東京を好きな理由に、スポーツとカルチャーの両方をリスペクトしているところが挙げられます。そして、スニーカーカルチャーの素晴らしさは、そのどちらの文化からも望まれていることです。そのため、スニーカーカルチャーは現在存在する文化や歴史に敬意を払っています。私たちは消費者として、それを経験しているはずです。トレンドと時代の流れを考える作業において、どのように発展してきたか、どこから始まったか、未来からトレンドをどう運んでくるか、私の中では、東京は世界で最も熱狂的なスニーカーファンの多い場所のひとつです。
Jordan Brandはこれまでもアスリート以外と積極的に協業していますよね。アメリカと比較すると、日本のスポーツシーンは小さいと言えます。とりわけバスケットボールにおいては。日本や東京でコミュニティを形成するうえで、Awich(エーウィッチ)だったり非アスリートとコラボすることはアメリカのそれよりも重要だと考えますか?
私たちは、まず消費者にとって何が一番興味深いかを考え、そのうえで、私たちが伝えることのできるストーリーを構築します。 そのため、私たちはトレンドや人気を基準にパートナーを決定しません。私たちが考えるのは、消費者との関係、その関係がバスケットボールの文化に非常に深く入り込んだパラメーターであり、そして、私たちはその文化を祝福し、前進させるという点で、私たちがどの様にして最大限のインパクトを人々に与えるかが基準になります。(フォトギャラリー6枚目の八村塁をモチーフとした絵を指して)例えば、このアートは“スポーツというレンズを通して見れば、こう映る”、あるいは“人気のあるエンターテイナーとして見れば、こう映る”という反論が起こるかもしれません。しかし、私たちができることは、バスケットボール文化において最も求められているものを、どのように讃えることができるかという点で、シチュエーションに応じた最適なパートナーを選んでいます。そう考えたとき、私たちには大きな自由があり、場面場面にふさわしいパートナーを選ぶことが可能です。
今後は旗艦店での限定ローンチなど特別なイベントがありますか?
The World of Flightは、Jordan Brandにおける最もエキサイティングな場所で、最も幅広い種類のアパレルとスニーカーが展開されると思います。また、現在進行中のコラボレーションやパートナーシップも引き続き展開される予定で、世界的にも非常に特別な場所となるでしょう。