世界で活躍するデザインユニット FORMAFANTASMA が新たなプロジェクト “homework project” を発表
現代アートチームの目[mé]やアートコレクティブのSKWATも参加
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「Goldwin(ゴールドウイン)」と、山形県鶴岡市に拠点を置くバイオベンチャー企業「Spiber(スパイバー)」の共同研究開発によって誕生した新素材 Brewed Protein™️(ブリュード・プロテイン™️)繊維を起点とし、新たな未来への可能性を探求するコミュニティ REGENERATIVE CIRCLE。そんな本コミュニティのメンバーであるデザインスタジオ FORMAFANTASMA(フォルマファンタズマ)が、新たなプロジェクトとして“homework project”を発表。
FORMAFANTASMAは、アンドレア・トレマルキ(Andrea Trimarchi)とシモーネ・ファレジン(Simone Farresin)の2人が手掛ける、オランダ・アムステルダムを拠点とするデザインユニットだ。彼らがこれまでに発表した作品群には、植物の樹液などを原料とした“未来のプラスチック”を用いた花瓶や、小麦粉に農業廃棄物を混ぜたファブリックで作った土に還る器、溶岩を主な成分とした鏡やガラスなど、ものにまつわる歴史や伝統と現地文化の関係をリサーチし、デザインしたプロダクトが並ぶ。
今回発表された“homework project”は、“宿題”を意味するプロジェクト名通り、日常的に実践できるものや、家や個人で簡単に実践できる“再生”や“循環”といった行動を共有するプラットフォームとして展開。彼らからの“宿題”として、身近にあるものの視座を変えてどう流用できるか、または目的を変えどのように活用できるかを考えて欲しいとの想いが込められている。また、本プロジェクトの回答者には、現代アートチームの目[mé]や、アートコレクティブのSKWAT、都内で支持を集めるビストロ『path』や『LIKE』を手掛けるシェフ 原太一らといった、国内外で活躍するクリエイターが参加。なお、今回の“宿題”に対する回答は、10月24日(火)までの期間、東京・神宮前にある『THE NORTH FACE ALTER』のウィンドウモニターとREGENERATIVE CIRCLEの公式『Instagram(インスタグラム)』にて毎日発表されるとのことだ。