シャキール・オニールが Reebok バスケットボール部門の社長に就任
同部門の副社長にアレン・アイバーソンも就任

〈Reebok(リーボック)〉は10月12日(現地時間)、同ブランドのバスケットボール部門の社長に長年パートナーシップを結ぶ“シャック(Shaq)”ことシャキール・オニール(Shaquille O’Neal)が就任したことを正式に発表した。
オーランド・マジックやロサンゼルス・レイカーズに所属したシャックは、NBAでの19年間のキャリアを通して数々の伝説を残してきた。1992年、ルーキーシーズンを前にしたシャックと〈Reebok〉はパートナーシップ契約を締結。同年に初のシグネチャーシューズ Shaq Attaq(シャック・アタック)を発表し、その後数々の斬新な広告キャンペーンや製品ラインを展開することになる。両者の軌跡はアスリートとブランドのパートナーシップとして、業界史上最も多作でインパクトのあるものと言えるだろう。
シャックは社長就任によって、今後〈Reebok〉バスケットボールカテゴリーを戦略的にリードし、アスリートや団体とのパートナーシップや関係を開拓する役割を担っていく。同社のCEOであるトッド・クリンスキー(Todd Krinsky)は、今回の人事について以下のようなコメントを発表した。「私たちは、この歴史的な人事によってシャキールとのパートナーシップをさらに拡大できることに興奮しています。アスリートとして、彼は私たちのブランドだけでなく、バスケットボールというスポーツとその文化全体に素晴らしい影響を与えました。Reebokとの深い歴史と、シャックがゲームに与えた影響力をあわせて考えると、彼が指揮を執り、私たちのブランドをバスケットボール界における正当な地位と優位性を取り戻すよう導くのに、これ以上の人物はいないでしょう」
また、同部門の副社長に同じく元NBAのスタープレーヤー アレン・アイバーソン(Allen Iverson)も就任。この歴史的な人事によって、今後〈Reebok〉がどのように変わっていくのか注目だ。