READYMADE からリサイクル素材を使用した EASY CHAIR の第2弾がリリース
第2弾では植物由来のバイオエポキシ樹脂を枠組みに採用
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デザイナー 細川雄太の手掛ける〈READYMADE(レディメイド)〉が、2020年に発表したEASY CHAIR。“サステナブル”をコンセプトに、ペットボトルキャップをリプロダクトした本アイテムから、第2弾がリリースされる。
“ゆくゆくは家具を作りたい”という想いを長年抱き続けていた細川氏が、2020年に発表したEASY CHAIRは、“本来不要なモノとして破棄されていくようなものを循環させ、価値のあるものに生まれ変わらせる”というブランドコンセプトのもと開発された素材を枠組みに使用。第2弾となる今回は、製品のバイオ含有量を最大化し、石油含有量を最小化することにより、二酸化炭素排出量を削減すると共に、廃棄後の海洋・地表への影響を最小限に抑えることを目的とした植物由来のバイオエポキシ樹脂を用いて枠組みを作り上げており、先述したバイオエポキシ樹脂を板状に形成後、裁断機でカットして組み上げられている。さらに、1脚につき4時間もの時間をかけ、全て手作業によるブラスト加工を施すことで、シャーベットを想起させる半透明の仕上がりを実現。背面・座面に施されている日本の伝統工芸である籐編み(とうあみ)は、国内に数人しか存在しない職人がひとつひとつ丁寧に編み上げたものとなっており、座面裏面には、椅子を仕上げた職人のサインと製造年月日、ブランドロゴが刻印されたプレートが装飾されている。
本アイテムは、10月1日(土)より〈READYMADE〉正規取扱店にて販売開始。価格は60万円(税込)となる。